重 賞 予 想 回 顧(26)
第50回 毎 日 王 冠(GU)予 想
先日、ロンシャン競馬場で行われた第78回凱旋門賞の興奮が、いまだ冷めやらぬ状態
ですが、欧州の超一流馬を従えて先頭を走るエルコンドルパサーの姿が、何と美しかった
ことか。また直線でのモンジューとの叩き合いは、仏競馬史上に残る名勝負だったと思い
ますが、果敢に逃げてあそこまで粘った走りに、伝統ある欧州競馬を根本から覆す可能性
を十分に感じ取りました。さて今週は、そのエルコンドルパサーが昨年国内で唯一敗れた
毎日王冠ですが、今年も本格的な秋競馬の到来を告げるゲートインを、期待を込めながら
静かに待ちたいと思います。
そこで今回本命にする馬ですが、前走宝塚記念1着のグラスワンダーをピックアップ
しました。前走のグランプリは、天皇賞馬スペシャルウィークを3馬身差で完封するワン
サイドの一戦。やはり名実ともに国内最強馬の座に君臨した瞬間だったと思います。今回
のレースは、3ヵ月ぶり、斤量59`、過去3敗と不得意の東京コースという、やや不安
な要素も含まれていますが、ライバルをエルコンドルと見ている関係者にとっては、ここ
はどうしても負けられない一戦。
そして対抗にする馬ですが、前走札幌記念3着のツクバシンフォニーを指名しました。
前走は、夏負けで80%の状態だったようですが、それでもセイウンスカイの3着を死守
するあたりは、さすが歴戦の雄という内容。東京コースに対しても【3505】と結果を
残していて、この馬のダイナミックなフットワークは、同コースでこそ、その能力を発揮
できると期待しています。鞍上もフランス帰りの「世界の蛯名」ということで、もちろん
ここは一発を狙いに行く場面。
また3番手にする馬ですが、前走宝塚記念8着のキングヘイローをピックアップしま
した。春のGT戦線では、期待されながらも惨敗が続き、今回も取捨が非常に難しい一頭
かと思います。もちろん折り合い面に難があるのが一番の問題で、これまでの自滅のパタ
ーンが頭をよぎります。ただし、東京コースの千八は、同馬にとってはベストの条件で、
ここで結果を出さないと今後も苦しい状況は続くと思います。展開的には、超ハイペース
も十分考えられるので、一発逆転の可能性も捨てられません。
第50回 毎 日 王 冠(GU)枠 順 確 定
枠 | 馬 | 予想 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | コメント |
1 | @ | △ | メジロドーベル | 牝6 | 吉 田 | 57 | 7ヵ月半休養明け今回復活も十分ある一頭 |
2 | A | ・ | スティンガー | 牝4 | 岡 部 | 54 | 4ヵ月半休養明け実力馬で期待十分持てる |
3 | B | ○ | ツクバシンフォニー | 牡7 | 蛯 名 | 57 | 前走札幌記念3着一発の可能性も十分ある |
4 | C | ・ | ザカリヤ | 牡4 | 柴田善 | 56 | 5ヵ月休養明け流れに乗れば上位もある馬 |
5 | D | 注 | アンブラスモア | 牡6 | 須 貝 | 57 | 前走小倉記念1着展開ハマれば一発もある |
6 | E | ・ | エイシンビンセンス | 牡6 | 大 西 | 57 | 前走朝日CC4着で軽視はできない実力馬 |
7 | F | ・ | ミッドナイトベット | 牡6 | 江田照 | 58 | 前走札幌記念10着で伏兵馬として要注意 |
G | ◎ | グラスワンダー | 牡5 | 的 場 | 59 | 前走宝塚記念1着で重賞制覇へ視界良好か |
8 | H | ▲ | キングヘイロー | 牡5 | 横山典 | 58 | 前走宝塚記念8着調子が戻ればチャンスも |
I | ・ | メイショウオウドウ | 牡5 | 飯 田 | 57 | 前走朝日CC2着で一発ハマれば大金星も |
【10月10日 芝1800b 4歳上オープン別定 東京】
【本線】B−G、G−H、B−H
【中穴】D−G、B−D、D−H
【大穴】@−G、@−B、@−H
【結果】
1着 Gグラスワンダー
2着 Iメイショウオウドウ
3着 Dアンブラスモア
単G 120円 複G100円I200円D250円
枠連7−8 240円 馬連G−I 550円
優勝したグラスワンダーは、道中4番手で折り合い、直線に入ると持ったままで上位に
進出。しかしゴール前では意外と伸びず、最後はハナ差のきわどい勝負になりました。
やはり左回りの東京競馬場は、同馬にとっては鬼門なのか。2着のメイショウオウドウ
は、34秒4という出走メンバー中最高の上がりでグラスを追撃。僅かの差で大金星を
逃しました。3着のアンブラスモアは、前半1000b59秒0という絶妙の逃げで、
直線でもよく粘ったと思います。しかし上位2頭に34秒台の脚を使われては苦しい。
4着のスティンガーも2番手追走からここまで粘った走りは、4歳牝馬としては大健闘
だったと思います。5着のキングヘイローは、34秒台の脚は使っていますが、勝負所
での伸びがイマイチ。もうひとつ突き抜けるモノが足りない。馬券の方は、メイショウ
オウドウが無印のため惨敗という結果でした。
第45回 オ ー ル カ マ ー(GU)予 想
今年も、秋の古馬GT戦線に向けて本格的なスタートを切るオールカマーの日がやって
きました。例年に比べて東京、京都の開催週に有力馬が回るため、出走頭数も少なめで、
メンバー的にもやや小粒な感じとなりました。しかし、昨年の1着〜3着馬が揃って参戦
ということで、勝負所での厳しい競馬が予想されます。今年2連覇を狙うダイワテキサス
は、昨年秋の天皇賞の有力候補まで上り詰めましたが、その後脚部不安から戦線を離脱。
果たして今年の場合は、この一戦をステップに秋のGT戦線を騒がす馬が登場するのか、
期待を込めながら観戦しようと思います。
そこで今回本命にする馬ですが、やはり前走札幌記念4着のダイワテキサスをピック
アップしました。昨年は、5月末の900万条件の勝利から、関屋記念→オールカマーと
重賞連覇を飾り、98年・夏、最強の上がり馬という評価だったと思います。もちろん、
脚元に不安さえ無ければ十分にGTを狙える器で、今回初の58`という斤量を克服でき
れば次走以降にも夢が膨らんでくると思います。またリーディング・ジョッキー蛯名騎手
が、ホッカイルソーでなくダイワテキサスを選んだことからも、ここは逆らわず素直に◎
の印を打ちました。
そして対抗にする馬ですが、前走BSNオープン発走除外のダイワオーシュウを指名
しました。もちろん実戦的には昨年の有馬記念以来の出走ということで、やや不安な面も
ありますが、菊花賞2着の実績もあるように潜在能力においては、やはり一頭抜けている
存在かもしれません。また今年は斤量も57`ということで、テキサスとは1`差。この
微妙な差が勝敗に影響する可能性も。欧州帰りの二ノ宮調教師が「オーシュウ」で美酒に
酔うことができるのか。
また3番手にする馬ですが、前走新潟記念2着のホッカイルソーをピックアップしま
した。新潟記念では道中後方で折り合い、3コーナー過ぎから徐々に進出、最後の直線で
は大外からよく伸びてきたと思います。また中山コースも【3315】と相性がいいので
十分に期待できると思います。やはり、脚元の不安を克服してきた馬だけに、どうしても
心情的に応援したくなる一頭で、ぜひ全盛時の走りをもう一度見たいものです。もちろん
今回は、蛯名騎手から乗り替った江田照騎手の手綱さばきにも要注目。
第45回 オ ー ル カ マ ー(GU)枠 順 確 定
枠 | 馬 | 予想 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | コメント |
1 | @ | △ | セイウンエリア | 牡5 | 岡 部 | 57 | 3ヵ月休養明けで調子が戻っていれば恐い |
2 | A | 注 | グランスクセー | 牡5 | 的 場 | 57 | 前走小倉記念8着展開ハマればチャンスも |
3 | B | ・ | マチカネヤマビコ | 牡7 | 菊沢徳 | 57 | 前走新潟記念8着穴馬として注意が必要か |
4 | C | ○ | ダイワオーシュウ | 牡6 | 柴田善 | 57 | 前走BSNオープン発走除外で今回復活も |
5 | D | ◎ | ダイワテキサス | 牡7 | 蛯 名 | 58 | 前走札幌記念4着で昨年に続き連覇なるか |
6 | E | ・ | ゴーイングスズカ | 牡7 | 芹 沢 | 58 | 10ヵ月休養明け実力馬で要注意の一頭か |
7 | F | ▲ | ホッカイルソー | 牡8 | 江田照 | 58 | 前走新潟記念2着重賞制覇のチャンス到来 |
8 | G | ・ | サイレントハンター | 牡7 | 吉 田 | 58 | 前走札幌記念8着流れに乗れば一発もある |
H | ・ | ナギサ | 牝7 | 安田富 | 55 | 前走しらかばS13着展開次第で上位ある |
【9月19日 芝2200b 4歳上オープン別定 中山】
【本線】C−D、D−F、C−F
【中穴】A−D、A−C、A−F
【大穴】@−D、@−C、@−F
【結果】
1着 Fホッカイルソー
2着 Cダイワオーシュウ
3着 Dダイワテキサス
単F 800円 複F150円C110円D100円
枠連4−7 1400円 馬連C−F 1400円
優勝したホッカイルソーは、道中後方で折り合い、ダイワの2頭を前に見る展開。直線
に入るとダイワオーシュウとの叩き合いを制し、2分12秒0というコースレコードで
96年3月の日経賞(GU)以来、3年半ぶりの勝利を飾りました。前半はグランスク
セーとサイレントハンターが引っ張り合う形となり、1000bの通過が58秒5とい
うハイペース。そのような中、道中でじっと我慢し、勝負所で同馬の瞬発力を最大限に
引き出した江田照騎手の好騎乗が光った一戦でした。2着のダイワオーシュウは、相変
わらずパドックでイレ込んでいましたが、レースになると上手く折り合い、最後の直線
では一旦差し返す場面もあり、実力馬の片鱗は十分に見せたと思います。3着のダイワ
テキサスは、道中4番手からオーシュウをマークし、直線の入り口では勝ちパターンに
持ち込んだと思いますが、肝心の勝負所で手応えがイマイチでした。馬券の方は、とり
あえず、▲−○の本線的中でしたが、発走5分前のオッズを見て、突然グランスクセー
流しに変えてしまい玉砕しました。やはり、競馬場に出かけるとテンションが上がって
自分を見失うことが多いですね。(笑)
第44回 京 成 杯 A H(GV)予 想
中山競馬場に秋の到来を告げる、恒例のマイル重賞・京成杯AHが、今年もやって来ま
した。毎年開催の第1週ということで、絶好の馬場コンディションの中、手に汗握るスピ
ード競馬が展開されています。特に94年にサクラチトセオーが33秒9の末脚で他馬を
まとめてゴボウ抜きにした一戦は、強烈な印象で競馬ファンの脳裏に焼き付いていると思
います。また走破タイムの1分32秒1もトップハンデの58`を背負ってのレコードと
いうことで、改めて同馬の能力の高さを実感しています。さて今年もスピード決着必至の
状況の中、果たして中央場所での1分31秒台という驚異のレコードが出るのか。期待を
込めながら見守りたいと思います。
そこで今回本命にする馬ですが、前走関屋記念2着のブラックホークをピックアップ
しました。骨折と脚部不安で1年2ヵ月ぶりの出走となった関屋記念で、1分32秒0の
タイムで2着と好走。プラス12`とやや太め残りだったことを考えると、この馬の能力
の高さがよく分かります。もちろん、マイル戦【5201】の好成績からも、まず連軸は
外さないと見ています。問題は前走激走の反動だけですが、スピードの絶対値で乗り切る
ことができると期待しています。
そして対抗にする馬ですが、前走札幌日経OP1着のシンボリフェザードを指名しま
した。前走は6ヵ月ぶりの千八戦を道中折り合いをつけ、直線での瞬発力をいかした完勝
劇で、ローテーション的にも次走につながる一戦だったと思います。またマイル戦の成績
も【3111】と得意の距離で、斤量も57`→56`の1`減は、大きなプラス材料と
見ています。今回藤沢厩舎はタイキマーシャルとの2頭出しで必勝体制。馬券的にはワン
ツーも十分に考えられます。
また3番手にする馬ですが、前走関屋記念3着のスピードワールドをピックアップし
ました。前走は大外を11番手から追い込み実力馬の片鱗を見せましたが、やはり展開に
左右されるだけに、鞍上の的場騎手もスパートのタイミングが非常に難しいと思います。
もちろん中山コースは4戦3勝と相性がいいだけに、展開さえハマれば久々の重賞制覇も
十分に考えられると思います。同馬にとっても、今後のGT戦線に向けての重要な試金石
になりました。
第44回 京 成 杯 A H(GV)枠 順 確 定
枠 | 馬 | 予想 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | コメント |
1 | @ | ・ | ヒコーキグモ | 牡6 | 橋本広 | 54 | 前走関屋記念14着実力馬で巻き返しある |
A | ・ | ヒロデクロス | 牡8 | 吉 田 | 54 | 前走関屋記念6着軽視のできない要注意馬 |
2 | B | ◎ | ブラックホーク | 牡6 | 柴田善 | 57 | 前走関屋記念2着で重賞制覇へ視界良好か |
C | ・ | セントパーク | 牡7 | 池 田 | 53 | 前走小倉日経OP5着調子が戻れば上位も |
3 | D | ・ | ドラゴンライト | 牡6 | 松永幹 | 53 | 前走漁火S1着展開次第で上位もある一頭 |
E | △ | ホーセンホーライ | 牡6 | 菊沢徳 | 54 | 前走新潟日報賞3着で伏兵馬として要注意 |
4 | F | ・ | アドマイヤゴールド | 牝4 | 田村宏 | 48 | 前走小倉日経OP10着軽量馬の大駆けも |
G | ・ | サンダルウッド | 牝5 | 北村宏 | 49 | 前走新潟日報賞8着展開と流れ次第で上位 |
5 | H | 注 | タイキマーシャル | セン8 | 田中勝 | 57 | 前走キーンランドC4着叩き2戦変り身も |
I | ▲ | スピードワールド | 牡6 | 的 場 | 55 | 前走関屋記念3着久々の重賞のタイトルも |
6 | J | ・ | ステファニーチャン | 牝4 | 中 舘 | 49 | 4ヵ月休養明けで意外性は十分にある一頭 |
K | 取消 | スパークトウショウ | 牝7 | 高橋智 | 48 | 前走天の川S6着でGVでの対応が問題か |
7 | L | ・ | サンライズアトラス | 牡6 | 安田康 | 54 | 前走新潟日報賞2着で流れに乗れば上位も |
M | ・ | シルクライトニング | 牡6 | 安田富 | 52 | 前走七夕賞15着今回復活の可能性もある |
8 | N | ○ | シンボリフェザード | セン7 | 岡 部 | 56 | 前走札幌日経OP1着重賞制覇へ虎視眈々 |
O | △ | ゲイリーセイヴァー | 牡5 | 江田照 | 53 | 前走月岡特別1着展開ハマればチャンスも |
【9月12日 芝1600b 4歳上オープンハンデ 中山】
【本線】B−N、B−I、I−N
【中穴】B−H、B−E、B−O
【大穴】H−N、E−N、N−O
【結果】
1着 Lサンライズアトラス
2着 Dドラゴンライト
3着 Bブラックホーク
単L 2660円 複L410円D680円B120円
枠連3−7 6960円 馬連D−L 23440円
優勝したサンライズアトラスは、絶好のスタートから道中は中団で折り合い、直線に入
ると鋭い末脚で快勝しました。やはり先行勢が、前半1000b57秒台で飛ばすハイ
ペースの流れが展開的にハマった感じがします。2着のドラゴンライトは、直前に松永
幹騎手から木幡騎手に乗り替るアクシデントがありましたが、中団でじっくりと脚をた
めて、直線ではサンライズをハナ差まで追い詰めました。4コーナーからの9頭ゴボウ
抜きは、同馬の完全本格化を証明したと思います。3着のブラックホークは、道中3番
手から4コーナー手前で抜け出し、一瞬楽勝かと思いましたが、前半のハイペースから
ゴール前直前で差されてしまいました。ただ、この展開で3着に粘ったのは大きな収穫
で、今後に向けて期待の持てる敗戦だったと思います。馬券の方は、サンライズ、ドラ
ゴンともに無印のため大惨敗という結果でした。(涙)
第35回 札 幌 記 念(GU)予 想
かつては中央競馬唯一のダート重賞だった札幌記念も90年から芝のレースに変わり、
そして一昨年からGUに格上げされたことで、今では夏競馬最大のイベントとして、また
秋のGT戦線に向けての重要なステップとして位置付けられる一戦になりました。思い出
の札幌記念といえば、やはり97年、98年と連覇したエアグルーヴが傑出した存在かと
思いますが、特に97年の札幌記念→天皇賞(秋)と制覇したステップは、日本競馬史に
燦然と輝く大偉業だったと評価しています。果たして今年はどのような名勝負が待ち受け
ているのか。北の大地に集結した「名馬&名手」たちの手に汗握る熱き戦いに期待したい
と思います。
そこで今年本命にする馬ですが、前走天皇賞(春)3着のセイウンスカイを指名しま
した。もちろん昨年のクラシック2冠馬ということで、今回も大注目の一頭かと思います
が、これまでの全成績が【6112】で、最低着順は日本ダービーと有馬記念の4着のみ
という抜群の安定性。今回は展開的に、同型のサイレントハンターとの兼ね合いが一番の
問題ですが、2番手以降に控える自在性も持ち合せているので、特に心配は無いと見てい
ます。
そして対抗にする馬ですが、前走マーメイドS1着のエリモエクセルをピックアップ
しました。やはり今年の場合は、中京記念とマーメイドSが他馬との力の違い感じさせる
素晴らしい内容で、今回もメンバー的にはやや厳しくなりましたが、先行馬が固定してい
るだけに一気に差し切る可能性も高いと期待しています。過去10年で牝馬の優勝は4回
ということで、今年も「夏に強い牝馬」の大駆けには要注意。的場騎手の手綱さばきにも
注目しています。
また3番手にする馬ですが、前走京王杯SC5着のファレノプシスを指名しました。
もちろん熱発休養明けということで多少の不安もありますが、この馬の持っているレース
センスや、抜群の瞬発力は札幌の平坦コースでこそ発揮されると思っています。札幌入厩
後も状態は上向きということで、展開さえハマれば一発の可能性は十分にあると期待して
います。鞍上の武豊騎手も、96年、97年、98年と3連覇している相性のいいレース
ということで、今年も虎視眈々と狙っていると思います。
第35回 札 幌 記 念(GU)枠 順 確 定
枠 | 馬 | 予想 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | コメント |
1 | @ | △ | マチカネフクキタル | 牡6 | 藤 田 | 58 | 前走宝塚記念5着復調の兆しもあり要注意 |
2 | A | ・ | ツクバシンフォニー | 牡7 | 四 位 | 56 | 前走安田記念4着展開ハマれば一発もある |
3 | B | ◎ | セイウンスカイ | 牡5 | 横山典 | 59 | 3ヵ月半休養明けで2冠馬の走りに要注目 |
4 | C | ・ | ダイワカーリアン | 牡7 | 岡 部 | 56 | 前走札幌日経OP4着叩き2戦目で要注意 |
5 | D | ・ | レオリュウホウ | 牡5 | 勝 浦 | 56 | 前走札幌日経OP8着展開次第で上位ある |
6 | E | 注 | ダイワテキサス | 牡7 | 蛯 名 | 57 | 5ヵ月休養明け今回も軽視できない実力馬 |
7 | F | ・ | ミッドナイトベット | 牡6 | 河 内 | 58 | 前走鳴尾記念10着でリベンジの可能性も |
G | ▲ | ファレノプシス | 牝5 | 武 豊 | 55 | 3ヵ月休養明け調子が戻っていれば面白い |
8 | H | ○ | エリモエクセル | 牝5 | 的 場 | 55 | 前走マーメイドS1着重賞連覇の可能性も |
I | ・ | サイレントハンター | 牡7 | 吉 田 | 58 | 前走函館記念8着変り身あれば一発もある |
【8月22日 芝2000b 4歳上オープン別定 札幌】
【本線】B−H、B−G、G−H
【中穴】B−E、E−H、E−G
【大穴】@−B、@−H、@−G
【結果】
1着 Bセイウンスカイ
2着 Gファレノプシス
3着 Aツクバシンフォニー
単B 140円 複B110円G140円A290円
枠連3−7 290円 馬連B−G 410円
まさに横綱競馬と言うのが相応しいセイウンスカイの独壇場の一戦になりました。道中
は7番手と中団よりやや後方から進み、3コーナー手前から一気にまくる展開。直線に
入ってもその末脚は更に加速し他馬を圧倒しました。今回、後ろからの展開を経験した
ことで、秋のGT戦線に向けても大きな自信につながったと思います。2着のファレノ
プシスは道中最後方からの展開で、直線では一気のゴボウ抜きを見せました。セイウン
には半馬身及びませんでしたが、牝馬クラシック2冠の実力を十分に発揮したと思いま
す。3着のツクバシンフォニーの後方8番手からの展開でしたが、最後はしぶとい末脚
で粘り切った感じ。対抗に推したエリモエクセルは、やや仕掛けが早かったのか、直線
で失速。今後の巻き返しに期待したいと思います。馬券の方は、とりあえず◎▲の本線
的中でしたが、馬連410円では大幅なマイナス収支でした。
※お願い。結果欄の配当金と連勝番号は、念のため日本中央競馬会
発表の成績表と照合して下さい。
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