トピックス 

  このページは１９９８年に競馬界で起こったさまざまな出来事のトピックスです。


 ●武豊騎手７年連続ＪＲＡリーディング！！

　　１２月２７日、９８年度の中央競馬全日程が終了し、自身の年間最多勝記録を更新した
　武豊騎手（２９歳、栗東・フリー）が、１６９勝で７年連続９回目の中央競馬全国リーデ
　ィングジョッキーの座に輝いた。また勝率と獲得賞金部門でもトップとなり、昨年に引き
　続き騎手３部門を独占した。なお蛯名正義騎手（２９歳、美浦・フリー）は、１３６勝を
　あげ、初の関東リーディングの座を獲得した。【９８．１２．２８付】

 ●グラスワンダー有馬記念制覇！！

　　１２月２７日、中山競馬場で行われた、第４３回有馬記念（ＧT、芝２５００b）は、
　４番人気で的場均騎手騎乗のグラスワンダー（牡４、尾形）が、追い込んできたメジロブ
　ライトを半馬身差おさえて優勝した。外国産馬としては４３回目にして初の勝利となり、
　キャリア６戦目での制覇も史上初の快挙ということ。【９８．１２．２８付】

 ●東京大賞典アブクマポーロ優勝！！

　　１２月２３日、大井競馬場で行われた第４４回東京大賞典（ＧT、ダート２０００b）
　は、１番人気で、石崎隆之騎手騎乗のアブクマポーロ（牡７、船橋・出川克）が、２着の
　メイセイオペラに２馬身半差をつけて優勝した。これでアブクマポーロは、収得賞金額が
　７億円を突破し、タイキシャトルを抜いてエアグルーヴに次ぐ現役２位に躍り出た。なお
　２着メイセイオペラ、３着コンサートボーイと地方勢が上位を独占という結果でした。
　【９８．１２．２４付】

 ●岡部幸雄騎手９年連続ＪＲＡ年間１００勝達成！！

　　１２月２０日、第５回中山競馬６日目第１２競走で、岡部幸雄騎手騎乗のケージージャ
　ッカルが１着となり、同騎手は９年連続、通算１１度目となるＪＲＡ年間１００勝を達成
　した。今年の場合は、武豊騎手、蛯名正義騎手、柴田善臣騎手、横山典弘騎手が、すでに
　年間１００勝を達成しており、同じ年に５人達成というのはＪＲＡ史上初のケースという
　こと。【９８．１２．２１付】

 ●ミッドナイトベット香港国際カップ優勝！！

　　１２月１３日、香港シャティン競馬場で行われた香港国際カップ（国際ＧU、香港ＧT、
　芝１８００b）で、日本から参戦した河内洋騎手騎乗のミッドナイトベット（牡５、長浜）
　が１分４６秒９のレコードタイムで優勝した。なお香港国際ボウル（国際ＧU、香港ＧT、
　芝１４００b）に出走した横山典弘騎手騎乗のロイヤルスズカ（牡６、橋田）は、４着と
　いう結果でした。【９８．１２．１４付】

 ●アドマイヤコジーン朝日杯３歳Ｓ制覇！！

　　１２月１３日、中山競馬場で行われた第５０回朝日杯３歳Ｓ（ＧT、芝１６００b）で、
　マイケル・ロバーツ騎手騎乗の１番人気馬アドマイヤコジーン（牝３、橋田）が、エイシ
　ンキャメロンとの叩き合いを制し３歳馬の頂点に立った。なお外国人騎手と日本馬による
　ＧT制覇は、ＪＲＡ史上初の快挙ということ。【９８．１２．１４付】

 ●スティンガー無敗で阪神３歳牝馬Ｓ制覇！！

　　１２月６日、阪神競馬場で行われた第５０回阪神３歳牝馬Ｓ（ＧT、芝１６００b）で、
　横山典弘騎手騎乗の３番人気馬スティンガー（牝３、藤沢和）が、２着馬に２馬身差をつ
　けて快勝。史上４頭目となる無敗での３歳女王が誕生した。また連闘でのＧTレース制覇
　は、グレード制導入以降では、平成元年の安田記念を制したバンブーメモリー以来の快挙
　ということ。【９８．１２．７付】

 ●ＷＳＪＳオリビエ・ペリエ騎手優勝！！

　　１２月５日、６日の２日間、阪神競馬場で第１２回ワールドスーパージョッキーズシリ
　ーズが行われ、ゴールデンブーツＴ（芝２２００b）、ゴールデンスパーＴ（芝１４００
　b）、ゴールデンサドルＴ（芝１６００b）、ゴールデンホイップＴ（芝２０００b）の
　４戦を、世界の一流ジョッキー１３人によって競われた。結果は３度目の挑戦のオリビエ
　・ペリエ騎手が通算５０ポイントを挙げて初優勝を果たした。なお第２位は通算４２ポイ
　ントの横山典弘騎手、第３位は通算４０ポイントのラリー・キャシディ騎手という結果で
　した。【９８．１２．７付】

 ●エルコンドルパサー４歳ＪＣ制覇！！

　　１１月２９日、東京競馬場で行われた第１８回ジャパンカップ（ＧT、芝２４００b）
　で、蛯名正義騎手騎乗のエルコンドルパサー（牡４、二ノ宮）が、２着馬に２馬身半差を
　つけて快勝。日本代表の４歳馬として史上初めてジャパンカップを制した。またエルコン
　ドルパサーは、ＪＣ制覇がデビューから７戦目で、１０戦目で制覇したトウカイテイオー
　を抜いて最少キャリアでの優勝という快挙を達成した。【９８．１１．３０付】

 ●タイキシャトル、マイルＣＳ２連覇！！

　　１１月２２日、京都競馬場で行われた第１５回マイルＣＳ（ＧT、芝１６００b）で、
　岡部幸雄騎手騎乗のタイキシャトル（牡５、藤沢和）が、２着馬に５馬身差をつけて圧勝。
　１９９７年に引き続きマイルＣＳ２連覇を達成した。同馬はこれで重賞８連勝となり自身
　の持つＪＲＡ重賞連勝記録をさらに伸ばした。なお岡部騎手は、今回の勝利でＧT勝利数
　が２８勝目となり、ＪＲＡ単独トップとなった。【９８．１１．２３付】

 ●メジロドーベルＧTレース４勝達成！！

　　１１月１５日、京都競馬場で行われた、第２３回エリザベス女王杯（ＧT、芝２２００
　b）で、吉田豊騎手騎乗のメジロドーベル（牝５、大久保洋）が１着となり、１９８４年
　のグレード制導入以降、ＪＲＡ初となる牝馬でのＧTレース４勝の快挙を達成した。また
　総収得賞金額も牝馬歴代３位（現役２位）となる６億１２４０万円となった。ちなみに、
　牡馬のＧTレース最多勝利は、シンボリルドルフの７勝。【９８．１１．１６付】

 ●セイウンスカイ３９年ぶり菊花賞逃げ切り勝ち

　　１１月８日、京都競馬場で行われた、第５９回菊花賞（ＧT、芝３０００b）で、横山
　典弘騎手騎乗の２番人気セイウンスカイ（牡４、保田）が、コースレコードの３分３秒２
　という驚異的なタイムで逃げ切り、皐月賞に続く２冠を達成した。菊花賞の逃げ切り勝ち
　は、１９５９年（昭和３４年）保田隆芳騎手騎乗のハククラマ以来３９年ぶりで、史上７
　頭目。なお皐月賞馬とダービー馬が、菊花賞で１、２着を独占したケースは、１９７３年
　（昭和４８年）のタケホープとハイセイコー以来、史上２度目ということ。
　【９８．１１．９付】

 ●サイレンススズカ安楽死

　　１１月１日、東京競馬場で行われた、第１１８回天皇賞・秋（ＧT、芝２０００b）で
　武豊騎手騎乗の圧倒的１番人気サイレンススズカ（牡５、橋田）が、第４コーナー手前で
　左前脚に故障を発生し競走を中止。診断の結果、左前脚手根骨粉砕骨折で安楽死の処置が
　とられた。同馬のご冥福を心よりお祈り致します。【９８．１１．２付】

 ●武豊騎手ＪＲＡ初６週連続重賞制覇！！

　　１０月２４日、京都競馬場で行われた、第３３回デイリー杯３歳Ｓ（ＧU、芝１６００
　b）で、武豊騎手騎乗のエイシンキャメロン（牡３、坂口正則）が優勝。同騎手は先週の
　５週連続重賞制覇の記録を塗り変える、ＪＲＡ初となる６週連続重賞制覇を達成。翌日に
　行われた秋華賞のファレノプシスを待たずに連勝記録を更新した。
　【９８．１０．２５付】

 ●板倉真由子騎手ＪＲＡ初勝利！！

　　１０月２４日、第２回福島競馬７日目第１競走で、板倉真由子騎手騎乗のトロピカルス
　トーム号が１着となり、ＪＲＡ初勝利を飾った。平成９年３月１日のユキノシラギク号の
　初騎乗以来、１３３戦目での達成となった。【９８．１０．２５付】

 ●武豊騎手ＪＲＡ初５週連続重賞制覇！！

　　１０月１８日、京都競馬場で行われた、第４６回京都新聞杯（ＧU、芝２２００b）で、
　武豊騎手騎乗のスペシャルウィーク（牡４、白井）が優勝。同騎手は先週の４週連続重賞
　制覇の記録を塗り変える、ＪＲＡ初となる５週連続重賞制覇を達成した。今後の秋のＧT
　戦線でも、秋華賞・ファレノプシス、天皇賞（秋）・サイレンススズカ、菊花賞・スペシ
　ャルウィーク、エリザベス女王杯・エアグルーヴと、有力馬の騎乗が予定され、連勝記録
　の更新が期待される。【９８．１０．１９付】

 ●南井克巳騎手、来春引退へ

　　３冠馬ナリタブライアンの主戦騎手をはじめ、数々の名勝負を繰り広げてきた南井克巳
　騎手（４５）が、来春限りでの現役引退を決意し、調教師を目指すことになった。同騎手
　は、調教師試験受付締め切りの１０月１４日までに、ＪＲＡ（日本中央競馬会）に願書を
　出すとのことで、これで来年２月まで現役騎手を続け、その後、名馬・名騎手育成へ第二
　の競馬人生を歩むことになった。【９８．１０．１３付】

 ●武豊騎手４週連続重賞制覇！！

　　１０月１１日、東京競馬場で行われた、第４９回毎日王冠（ＧU、芝１８００b）で、
　武豊騎手騎乗のサイレンススズカ（牡５、橋田）が優勝。同騎手は、９月２０日のオール
　カマー（ダイワテキサス）、９月２７日のローズＳ（ファレノプシス）、１０月４日のセ
　ントウルＳ（マイネルラヴ）に続く、自身３度目となる４週連続重賞制覇の快記録を達成
　した。【９８．１０．１２付】

 ●柴田善臣騎手ＪＲＡ通算８００勝達成！！

　　１０月１１日、第４回東京競馬２日目第２競走で、柴田善臣騎手騎乗のフューチャアイ
　ドル号が１着となりＪＲＡ通算８００勝を達成した。１９８５年（昭和６０年）３月９日
　中山６Ｒのデビュー戦（５着）以来、６７２９戦目での達成となった。
　【９８．１０．１２付】

 ●蛯名正義騎手、年間１００勝達成！！

　　１０月４日、第４回中山競馬８日目第６競走３歳新馬戦で、蛯名正義騎手騎乗のホシノ
　カミコウチ（牝３、古賀史）が１着となり、同騎手はデビュー１２年目で、自身初となる
　ＪＲＡ年間１００勝を達成した。年間１００勝の達成は史上４５人目で、１０月４日での
　達成は歴代１２番目に早い達成とのこと。【９８．１０．５付】

 ●凱旋門賞オリビエ・ペリエ騎手３連覇！！

　　１０月４日、フランス・ロンシャン競馬場で開催された第７７回凱旋門賞は、オリビエ
　・ペリエ騎手が騎乗したサガミクス（牡４、ファーブル厩舎）が、クビ差で優勝した。同
　騎手は、一昨年のエリシオ、昨年のパントルセレブル、そして今年のサガミクスと、凱旋
　門賞３連覇の偉業を達成した。またファーブル調教師も、昨年のパントルセレブルに続き
　２年連続での優勝となった。【９８．１０．５付】

 ●ナリタブライアン死亡

　　９月２７日、１９９４年の３冠馬で、種牡馬のナリタブライアン（牡８）が、胃破裂の
　ため北海道・三石町の三石家畜診療センターで死亡した。同馬は今年６月、腸閉塞のため
　開腹手術を受け、経過は良好だった。しかし、２６日午後４時ごろ、腸閉塞を再発して同
　診療センターに搬送。２７日早朝に容体が悪化し、再び開腹手術を行ったところ胃破裂が
　判明、安楽死の処置がとられた。遺体は同日の午後、ＣＢスタッドに戻され埋葬された。
　通算成績２１戦１２勝。獲得賞金は史上最高の１０億２６９１万６０００円。
　【９８．９．２８付】

 ●ＮＴＶ盃アブクマポーロ優勝！！

　　９月１６日、船橋競馬場で行われた、第４５回ＮＴＶ盃（ＧV、ダート１８００b）は、
  １番人気で石崎隆之騎乗のアブクマポーロ（牡７、船橋・出川克）が、後続に８馬身の差
　をつける１分５０秒９のタイムで優勝した。２着はＪＲＡのウインドフィールズ、３着は
　川崎のジョウジスターという結果でした。【９８．９．１７付】

 ●的場均騎手ＪＲＡ通算１３００勝達成！！

　　９月１２日、第２回札幌競馬第３日目第３Ｒで、的場均騎手騎乗のフラワーラッシュ号
　が１着となり、ＪＲＡ通算１３００勝を達成した。ＪＲＡ通算１３００勝は、史上９人目、
　現役では５人目となる。４１歳６ヵ月での１３００勝達成は、歴代６番目のスロー達成と
　いうこと。【９８．９．１４付】

 ●シーキングザパール、ムーラン・ド・ロンシャン賞５着

　　９月６日、フランス・ロンシャン競馬場で行われた、ムーラン・ド・ロンシャン賞（仏
  ＧT、芝１６００b）に出走したシーキングザパール（牝５、森）は、５着に終わった。
  優勝は、今年の愛２０００ギニーの勝ち馬デザートプリンス（オリビエ・ペリエ騎乗）で
  タイムは１分４０秒９。シーキングザパールは、好スタートを切り先頭に立ったが、直線
  に入ると失速して後退、日本競馬史上初の海外ＧTレース２連覇はならなかった。
  【９８．９．７付】

 ●コウエイロマン１７年ぶり九州産馬重賞制覇

　　９月６日、京都競馬場で行われた第１８回小倉３歳Ｓ（ＧV、芝１２００b）は、高橋
  亮騎乗の１番人気コウエイロマン（牡４、橋口）が圧勝。同馬は、鹿児島県伊藤政清牧場
  で生まれた九州産サラブレッドで、昭和５６年日経新春杯を勝ったケンセイグット以来、
  約１７年７ヵ月ぶりの九州産馬重賞制覇となった。【９８．９．７付】

 ●武豊騎手ＪＲＡ通算１５００勝達成！！

　　８月２３日、第１回札幌競馬第６日目第１Ｒで、武豊騎手騎乗のミルダイヤ号（牝３、
  伊藤修）が１着となり、ＪＲＡ通算１５００勝を達成した。ＪＲＡ通算１５００勝は、
  史上７人目、現役では４人目となる。また１９８７年３月のデビューから１１年５ヵ月
  での記録達成は、河内騎手の持つ２１年２ヵ月を大幅に更新する史上最短、最年少記録
  となる。【９８．８．２４付】

 ●タイキシャトル、ジャック・ル・マロワ賞制覇！！

　　８月１６日、フランス・ドーヴィル競馬場で行われた、ジャック・ル・マロワ賞（仏
  ＧT、直線・芝１６００b）に出走したタイキシャトル（牡５、藤沢）は、先週のモー
  リス・ド・ギース賞を勝ったシーキングザパールに引き続き、日本調教馬としては２週
  連続の海外ＧT制覇を飾った。同馬は単勝１．３倍の断然人気を集め、アマングメン、
  ケープクロスとの壮絶な叩き合いを制し、１分３７秒４のタイムで優勝した。また鞍上
  の岡部幸雄騎手は、デビュー３２年目にして悲願の海外ＧT制覇を達成。仏馬ミスバー
  バー（牝４）で２週連続の海外ＧT制覇を狙った武豊騎手は４着という結果でした。
  【９８．８．１７付】

 ●シーキングザパール海外ＧT初制覇！！

　　８月９日、フランス・ドーヴィル競馬場で行われたモーリス・ド・ギース賞（仏ＧT、
  直線・芝１３００b）に出走したシーキングザパール（牝５、森）は、１分１４秒７の
  レコードタイムで逃げ切り、日本馬で初めて海外ＧT制覇を達成した。鞍上の武豊騎手
  は、９４年のスキーパラダイス（ムーラン・ド・ロンシャン賞）に続く、２度目の海外
  ＧT制覇となった。【９８．８．１０付】

 ●タイキシャトル来春種牡馬入り

　　９７年度の最優秀短距離馬タイキシャトル（牡５、藤沢）の来春からの種牡馬入りが
  決定した。所有はシンジケート方式で、１株２６００万の６０株、総額１５億６０００
  万円。さらに、今後予定している海外３戦で、１勝するごとに１億円、最大で３億円の
  プレミアがつく取り決めということ。同馬は今年いっぱい現役を続け引退、来年早々に
  は、けい養先のアロースタッドに移動し、来春から種牡馬活動を始める。
  【９８．８．７付】

 ●池添騎手、重賞初騎乗で初制覇

　　７月２６日、阪神競馬場で行われた、第３３回北九州記念（ＧV、芝２０００b）で、
  １４頭立て１２番人気のトウショウオリオン（牡６、鶴留）に騎乗した、新人の池添謙一
  騎手が、重賞初騎乗初制覇の快挙を達成した。新人騎手の重賞勝ちは、９６年の和田竜二
  騎手（ステイヤーズＳ）、９７年の武幸四郎騎手（マイラーズＣなど３勝）に引き続き、
  ３年連続となった。【９８．７．２７付】

 ●武豊騎手、年間１００勝達成

　　７月２５日、阪神競馬場で行われた第１０Ｒで、エイシンファイトが１着となり、武豊
  騎手はＪＲＡ年間１００勝を達成した。同騎手自身が持っていた、昨年の８月２日という
  最短達成記録を塗り替えるとともに、年間１００勝達成１０回は、岡部騎手に並ぶＪＲＡ
  タイ記録となった。【９８．７．２７付】

 ●サイレンススズカ米遠征へ

　　宝塚記念でＧT初制覇を達成したサイレンススズカ（牡５、橋田）が、昨年の香港遠征
  に引き続き、２度目の海外遠征プランが浮上してきた。関係者によると、毎日王冠、天皇
  賞（秋）の後に、米国遠征を検討中とのこと。どのレースに出走するか、詳細については
  まだ未定で、同馬は栗東の自厩舎で調整し秋に備える。【９８．７．２２付】

 ●エンプレス杯シルクフェニックス優勝

　　７月２１日、川崎競馬場で行われた、第４５回エンプレス杯（ＧU、ダート２１００b）
  は、福永祐一騎乗のシルクフェニックス（牝６、白井）が、２分１６秒３のタイムで優勝
  し、昨年に引き続き２連覇を達成した。２着はメジロランバダ、３着はエフテーサッチと
  いう結果。【９８．７．２２付】

 ●佐々木竹見騎手７０００勝達成！！

　　７月１日、川崎競馬１０Ｒで佐々木竹見騎手（５６歳、川崎競馬所属）が、７０００勝
  の大記録を達成した。あと２勝で臨んだこの日、８Ｒで王手をかけると、１０Ｒ１番人気
  のカネショウヤシマで、ついに偉業を成し遂げた。日本では史上最多勝を更新中、世界で
  も６番目大記録となる。７０年に３０００勝、７８年に５０００勝、８７年に６０００勝
  を達成し、６４年から７８年まで１５年連続を含め、南関東リーディング１７回。現在、
  中央、地方を通じて最年長ジョッキー。【９８．７．２付】

 ●イシノサンデー引退

　　６月２９日に、１９９６年の皐月賞馬イシノサンデー（牡６、山内）の引退が明らかに
  なった。安田記念６着後に左前脚に屈腱炎を発生したためで、今後は種牡馬に転身となる。
  けい養先などの詳細は未定とのこと。通算成績は２２戦６勝。【９８．６．３０付】

 ●２０００年から新型馬券を発売

　　ＪＲＡが２０００年から新型馬券を発売することが明らかになった。この馬券は、３着
  以内に入った３頭のうち、２頭を当てる「拡大馬連」で、従来の１−２着と同時に、１−
  ３着、２−３着でも的中というシステムになる。すでにフランスでは「ジュムレプラッセ」
  という名称で親しまれていて、誰にでも楽しめるローリスクな馬券として定着している。
  【９８．６．２９付】

 ●宝塚記念ファン投票最終結果

　　ＪＲＡは７月１２日に阪神競馬場で行われる、第３９回宝塚記念（ＧT、芝２２００b）
  のファン投票の最終結果を発表した。第１位はエアグルーヴ（牝６、伊藤雄）で、昨年の
  有馬記念に引き続き最多得票となった。【９８．６．２９付】
順位馬名性齢得票数出走順位馬名性齢得票数出走
１位エアグルーヴ牝６１３３２２３○11位イシノサンデー牡６３９９２０−
２位メジロブライト牡５１２４８３８○12位キョウエイマーチ牝５３９５９４−
３位シルクジャスティス牡５１１１３３７○13位ステイゴールド牡５３８１６０○
４位メジロドーベル牝５１００７４８○14位シーキングザパール牝５３６８７２−
５位マチカネフクキタル牡５９８０４１−15位タイキエルドラド牡５３０４６６−
６位サイレンススズカ牡５９７５１２○16位ダイワオーシュウ牡５２８９６５−
７位タイキシャトル牡５５２２１０−17位セイウンスカイ牡４２７８７４−
８位ローゼンカバリー牡６５１３８９○18位ランニングゲイル牡５２３４１３−
９位スペシャルウィーク牡４４６５３５−19位キングヘイロー牡４２２６３４−
10位ミッドナイトベット牡５４２７０２○20位エルコンドルパサー牡４２１６３９−

 ●帝王賞アブクマポーロ優勝

　　６月２４日、大井競馬場で行われた、第２１回帝王賞（ＧT、ダート２０００b）は、
  １番人気で石崎隆之騎乗のアブクマポーロ（牡７、船橋・出川克）が２分３秒４のタイム
  で優勝した。２着はＪＲＡのバトルライン、３着は水沢のメイセイオペラという結果。
  【９８．６．２５付】

 ●サイレンススズカ宝塚記念へ

　　前走の金鯱賞（ＧU、芝２０００b）を大差の１分５７秒８というレコードで優勝した
  サイレンススズカ（牡５、橋田）ですが、７月１２日に行われる宝塚記念（ＧT、芝２２
  ００b）への出走が正式に明らかになった。騎手については、主戦をつとめる武豊騎手が
  エアグルーヴに騎乗するため現時点では未定とのこと。【９８．６．１２付】

 ●タイキシャトル欧州ＧT参戦へ

　　昨年のＪＲＡ最優秀短距離馬タイキシャトル（牡５、藤沢）が、今夏の欧州ＧTレース
  に参戦するプランが明らかになった。現在予定されているのが、７月２９日のサセックス
  Ｓ（グッドウッド競馬場）、８月１６日のジャック・ル・マロワ賞（ドーヴィル競馬場）、
  ９月６日のムーラン・ド・ロンシャン賞（ロンシャン競馬場）という英１戦、仏２戦の計
  ３戦とのこと。【９８．５．２９付】

 ●ロッチラヴウインク、オークス回避

　　オークスに出走予定だった桜花賞４着馬ロッチラヴウインク（牝４、田島）が、２１日
  の１週前追い切り後、両前脚屈腱炎を発症したため、同レースを回避することになった。
  今後の予定は白紙となり、当面は様子を見ながら厩舎内での治療に専念するとのこと。
  【９８．５．２５付】

 ●ダンツシリウス骨折

　　桜花賞で１番人気に支持され１１着に敗れたダンツシリウス（牝４、山内）が、調教中
  に右第一趾骨骨折を発症していたことが判明した。今後は栗東トレセンの競走馬診療所で
  患部へボルトを埋め込む手術が行われ、その後、経過を観察してから放牧に出される予定
  とのこと。全治は６ヵ月との診断。【９８．５．７付】

 ●ミスタートウジン骨折

　　４月２５日、東京競馬場で行われたオアシスＳ（ＯＰ、ダート１６００b）で、７着と
  健闘した現役最年長馬ミスタートウジン（牡１３、福島信）が、左前脚（第４中手骨）を
  骨折していたことが３０日に明らかになった。全治は３ヵ月。現時点では、引退の予定は
  なく、近日中に放牧に出され、秋競馬での復帰を目指すとのこと。【９８．５．１付】

 ●ステージチャンプ引退

　　５月３日、京都競馬場で行われる第１１７回天皇賞・春（ＧT、芝３２００b）で復帰
  を予定していたステージチャンプ（牡９、矢野進）が、右前繋靭帯炎を発症していること
  が判明した。これにより同レースを回避、そして現役を引退することが決まった。今後は
  経過を観察して、ノーザンホースパークへ移動する予定とのこと。通算成績３２戦４勝。
  【９８．４．２５付】

 ●エアグルーヴ天皇賞回避

　　５月３日、京都競馬場で行われる第１１７回天皇賞・春（ＧT、芝３２００b）に登録
  があったエアグルーヴ（牝６、伊藤雄）は、３２００bを使った後の反動を考慮し、回避
  することが決まった。今後は、６月２１日の鳴尾記念（ＧU、芝２０００b）から、春の
  最大目標となる７月１２日の宝塚記念（ＧT、芝２２００b）に向かう予定とのこと。
  【９８．４．２３付】

 ●ミスタートウジン現役続行

　　ＪＲＡ最高齢のミスタートウジン（牡１３、福島信）が、４月２５日に東京競馬場で行
  われるオアシスＳ（ＯＰ、ダート１６００b）に出走することが決まった。同馬は、先月
  に高知競馬場で行われた黒船賞で引退の予定だったが、オーナーサイドからの要請により、
  一転して現役続行の運びとなった。【９８．４．２２付】

 ●エイダイクイン年内絶望

　　桜花賞６着後に、右前脚（第３中手骨）を骨折したエイダイクイン（牝４、鈴木康）は、
  １６日、美浦トレセン診療所で、骨折個所をネジ２本で留める手術をおこなった。これで
  同馬は、完治までには９ヵ月から１年を要する見込みで、今後秋華賞を含めた年内出走は
  不可能となった。【９８．４．１７付】

 ●エイダイクイン骨折

　　４月１３日、桜花賞で６着に敗れたエイダイクイン（牝４、鈴木康）が、右前脚を骨折
  していることが明らかになった。同馬は、桜花賞のレース中に骨折していた可能性が高く
  全治については現在経過観察中。これで５月３１日のオークス出走は不可能となり、復帰
  は早くても夏以降になる予定とのこと。【９８．４．１４付】

 ●松永幹夫騎手ＪＲＡ通算８００勝達成

　　４月５日、第２回阪神競馬第４日目第３Ｒで、松永幹夫騎手騎乗のトーホウアイリス号
  が１着となり、ＪＲＡ通算８００勝を達成した。ＪＲＡ通算８００勝は、史上２２人目、
  現役では１０人目となる。【９８．４．６付】

 ●中央競馬重賞で史上最高配当

　　３月２９日、中山競馬場で行われた第４６回日経賞（ＧU、芝２５００b）で、最低人
  気のテンジンショウグン（牡９、矢野照）が１着、２着にも７番人気のシグナスヒーロー
  （牡７、田中清）が入り、馬番連勝は、２１万３３７０円という重賞競走では、史上最高
  配当になった。なお枠番連勝も５万９０００円で重賞競走史上最高、単勝の３万５５７０
  円も重賞競走史上３位の配当となった。【９８．３．３０付】

 ●ドバイワールドＣシルヴァーチャーム優勝

　　３月２９日（現地時間２８日）ドバイのナド・アルシバ競馬場で行われた第３回ドバイ
  ワールドカップ（国際ＧT、ダート２０００b）は、米国２冠馬のシルヴァーチャームが
  ２分４秒２９で優勝し、賞金２４０万j（約３億１０００万円）を獲得した。２着はスウ
  ェイン、３着はルーソヴァージュ。なお日本から挑戦したキョウトシチー（牡８、中尾謙）
  は、大差の６着に終った。【９８．３．３０付】

 ●ミスタートウジン引退

　　３月２４日、現役馬で最高齢のミスタートウジン（牡１３、福島信）が、高知競馬場で
  行われた、中央交流競走・第１回黒船賞（ＧV、ダート１４００b）で４着に入り、現役
  生活を終えることになった。今後はＪＲＡ競馬場の誘導馬として活躍する予定とのこと。
  【９８．３．２５付】

 ●ファイトガリバー、ブライアンと交配

　　３月１８日、右第１指骨骨折が判明し、正式に引退発表があった、平成８年の桜花賞馬
  ファイトガリバー（牝６、中尾謙）が、ナリタブライアンと交配することが明らかになっ
  た。近日中に北海道門別町の天羽牧場に向かい、繁殖生活に入る予定とのこと。
  【９８．３．２０付】

 ●ダイオライト記念アブクマポーロ優勝

　　３月１８日、船橋競馬場で行われた、指定交流競走・第４３回ダイオライト記念（ＧU、
  ダート２４００b）は、１番人気で石崎隆之騎乗のアブクマポーロ（牡７、船橋・出川克）
  が、２着のテイエムメガトンに４馬身差をつけて快勝した。これで同馬は交流重賞Ｖ３と
  なった。なお今後は、６月２４日の帝王賞（ＧT、ダート２０００b）に向けて調整され
  ていくとのこと。【９８．３．２０付】

 ●グラスワンダー骨折

　　９７年の朝日杯３歳Ｓを制し、最優秀３歳牡馬に選出された外国産馬のグラスワンダー
  （牡４、尾形）が１５日、右後肢（第３中足骨）を骨折していることが判明した。全治は
  ３〜６ヵ月程度で、１〜２週間の経過観察後に正式な診断が出るとのこと。今後は目標に
  していた５月１７日の東京のＮＨＫマイルＣ（ＧT、芝１６００b）は断念し、秋以降の
  レースに備えることになった。【９８．３．１６付】

 ●ファイトガリバー引退へ

　　９６年の桜花賞馬ファイトガリバー（牝６、中尾謙）が、前走の中山牝馬Ｓのレース中
  に発症した裂蹄の回復に時間がかかることから、６歳という年齢や繁殖シーズンへの時期
  的な面を考慮して、引退・繁殖入りが濃厚になったとのこと。競走成績１２戦３勝、９６
  年桜花賞１着、同年オークス２着。【９８．３．７付】

 ●吉田豊騎手、初の騎乗停止

　　３月２日、中山競馬第１０Ｒで、吉田豊騎手騎乗のリンガスエリート（牡５、谷原）が
  第３コーナーで内側に斜行しフレーミングスター（牡５、堀井）の進路を妨害した。この
  ためリンガスエリートは、２位入線から１３着に降着、吉田騎手も７日から２２日までの
  実効６日間の騎乗停止処分となった。なお同騎手の騎乗停止は、騎手免許取得以来初めて
  とのこと。【９８．３．３付】

 ●川崎競馬場で２２万馬券！！

　　３月２日、川崎競馬第３Ｒで、２２万４５９０円の超万馬券が飛び出した。１０頭立て
  ７番人気のシローミラクルが１着、２着にも９番人気のケイシュウボウルドが入り、同競
  馬場での馬番連勝単式の配当レコードとなった。【９８．３．３付】

 ●中山競馬が雪で中止

　　３月１日、予定されていた第２回中山競馬２日目が、朝から降り続いた雪のため、除雪
  作業が困難となり中止となった。これにより翌２日に代替競馬が開催された。降雪による
  中止は平成８年２月１８日の第２回東京競馬８日目以来とのこと。【９８．３．２付】

 ●アグネスワールド骨折

　　２月１９日、前走シンザン記念で２着だったアグネスワールド（牡４、森）が、左前球
  節ハク離骨折を発症していることが明らかになった。ただし骨折としては軽度のもので、
  予定していた４月２６日のニュージーランドＴ４歳Ｓは回避し、５月１７日のＮＨＫマイ
  ルＣに備えるとのこと。【９８．２．２０付】

 ●ドバイ代表はキョウトシチー

　　３月２８日に、アラブ首長国連邦ドバイで行われる世界最高賞金レース・ドバイワール
  ドＣの日本代表馬に、キョウトシチー（牡８、中尾謙）が選出された。同馬は、全国１４
  場に出走し、現在４３戦１１勝という成績。なお鞍上は松永幹夫騎手が予定されている。
  【９８．２．１８付】

 ●マーベラスサンデー屈腱炎

　　２月１５日、春の天皇賞を目標に、調整が進められていたマーベラスサンデー（牡７、
  大沢）が、トレセン内の診療所で検査した結果、右前浅屈腱炎を発症していることが判明
  した。現在経過観察中だが、今なら今年の種付けにも間に合うことから、このまま引退の
  可能性が濃厚とのこと。【９８．２．１６付】

 ●シルクジャスティス京都記念回避

　　２月１５日に、京都競馬場で行われる第９１回京都記念（ＧU、芝２２００b）に出走
  予定だったシルクジャスティス（牡５、大久保正）は、１４日午後からの降雨で馬場悪化
  が予想されるため同レースを回避した。なお今後の出走予定は、３月２２日に阪神競馬場
  で行われる阪神大賞典（ＧU、芝３０００b）とのこと。【９８．２．１５付】

 ●武豊騎手１００週連続勝利

　　２月８日、武豊騎手は、京都第８競走（５歳上５００万下）をフサイチブライアンで勝
  ち、史上初のＪＲＡ騎乗機会１００週連続勝利を記録した。同騎手の記録は平成８年２月
  １０日第８競走メジロタカトリからで、足掛け３年での快記録達成となった。
  【９８．２．９付】

 ●エリモダンディー死亡

　　２月８日、日経新春杯を快勝直後に左前脚の骨折が判明したエリモダンディー（牡５、
  大久保正）が、変位疝（腸捻転）のため死亡した。同馬は２日に疝痛を発症し、栗東トレ
  セン競走馬診療所に入院。最後は腹膜炎なども併発し、関係者に見守られながら息を引き
  取った。主な勝ち鞍は、９７年京阪杯（ＧV）、９８年日経新春杯（ＧU）などで、通算
  成績１５戦５勝。【９８．２．９付】

 ●ホワイトストーン死亡

　　２月４日、北海道新冠町農協畜産センターで繋養されていた種牡馬ホワイトストーンが
  小腸癒着のため死亡した。馬齢１２歳。現役時代には、セントライト記念、産経大阪杯、
  ＡＪＣＣの、ＧU競走３勝をはじめ、ダービー３着、菊花賞２着と、クラシック戦線でも
  活躍した。通算成績は３２戦４勝。なお初産駒は今年の夏にデビューする予定。
  【９８．２．６付】

 ●フェブラリーＳグルメフロンティア優勝

　　２月１日、東京競馬場で行われた第１５回フェブラリーＳ（ＧT、ダート１６００b）
  は、岡部幸雄騎手騎乗のグルメフロンティア（牡７、田中清）が、後続に４馬身差をつけ
  る圧勝でＧT初制覇を飾った。田中清隆調教師と岡部騎手のコンビは、昨年のシンコウウ
  インディに引き続き２連覇となった。【９８．２．２付】

 ●サニーブライアン引退へ

　　先日、左前脚捻挫の発表があったサニーブライアン（牡５、中尾銑）が、２９日になっ
  ても腫れが引かないため精密検査を受けた結果、左前脚屈腱炎と診断された。これで現役
  復帰は極めて難しい状況となり、引退が濃厚になった。今後は、関係者の話し合いにより
  ２月中には最終的な結論が出されるとのこと。【９８．１．３０付】

 ●川崎記念アブクマポーロ優勝

　　１月２８日、川崎競馬場で行われた、指定交流競走・第４７回川崎記念（ＧT、ダート
  ２０００b）は、１番人気で石崎隆之騎乗のアブクマポーロ（牡７、船橋・出川克）が、
  圧倒的な強さで快勝し、５つ目の重賞制覇を飾った。石崎騎手は２度目、出川克師は初制
  覇。２着は、武豊騎乗のテイエムメガトン、３着は、松永昌博騎乗のトーヨーシアトルと
  いう結果でした。【９８．１．２９付】

 ●サニーブライアン天皇賞（春）断念

　　昨年の２冠馬で最優秀４歳牡馬のサニーブライアン（牡５、中尾銑）が、左前脚を捻挫
  し、今春の最大目標である５月３日の天皇賞・春（ＧT、芝３２００b）の出走が事実上
  不可能になった。２２日の坂路調教の後に痛めたもようで、今後は放牧には出さず、美浦
  の自厩舎で調整されるとのこと。【９８．１．２８付】

 ●エリモダンディー骨折

　　１月２５日、京都競馬場で行われた日経新春杯（ＧU、芝２４００b）を、後方一気の
  豪快な追い込みで優勝したエリモダンディー（牡５、大久保正）が、レース直後に故障を
  発生し武豊騎手が下馬、左第１指骨骨折と診断された。現在、経過観察中だが、今年中の
  カムバックは難しく、戦列復帰も微妙な状況とのこと。【９８．１．２６付】

 ●マーベラスサンデー日経新春杯回避

　　１月２５日、京都競馬場で行われる日経新春杯（ＧU、芝２４００b）に出走予定だっ
  たマーベラスサンデー（牡７、大沢）は、斤量６０．５`のハンデと荒れた馬場を理由に
  同レースを回避することになった。今後のローテーションは４月５日の産経大阪杯から、
  ５月３日の天皇賞・春を目指す予定とのこと。【９８．１．２１付】

 ●パルシファル予後不良

　　１月２０日、クラシック候補の１頭と見られていたパルシファル（牡４、鈴木康）が、
  馬房内で暴れた際に骨折し、レントゲン検査の結果、左第１指骨粉砕骨折の重傷と判明。
  安楽死の処置がとられた。同馬は、８６年京成杯など重賞５勝を挙げた名牝ダイナフェア
  リーの子で、ローゼンカバリー、サマーサスピションの全弟という良血馬。全３戦２勝。
  【９８．１．２１付】

 ●バブルガムフェロー引退

　　１月１４日、９６年秋の天皇賞馬バブルガムフェロー（牡６、藤沢）の引退が明らかに
  なった。昨秋の天皇賞（２着）、ジャパンＣ（３着）激走後の肉体的、精神的ダメージか
  ら立ち直れないことが原因とのこと。今後は北海道・静内町の社台スタリオンＳで、３月
  から種牡馬生活をおくる予定。【９８．１．１５付】

 ●エアグルーヴ年度代表馬！！

　　１月１２日に開かれたＪＲＡ賞受賞馬選考委員会で１９９７年度の年度代表馬は、牝馬
  のエアグルーヴ（牝６、伊藤雄）に決まった。牝馬の受賞は１９７１年のトウメイ以来、
  ２６年ぶり史上２頭目の快挙となる。その他の１９９７年度の各最優秀馬は下記の通りに
  決定した。【９８．１．１３付】

 ●パルシファル京成杯回避

　　１月１１日、中山競馬場で行われる第３８回京成杯（ＧV、芝１６００b）に出走予定
  だったパルシファル（牡４、鈴木康）が、左前球節炎のために同レースを回避することに
  なった。同馬はローゼンカバリー、サマーサスピションの全弟という血統的な背景もあり、
  今回の京成杯でも有力視されていた一頭。なお同馬の今後の日程は白紙とのこと。
  【９８．１．９付】

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