トピックス 

  このページは１９９７年に競馬界で起こったさまざまな出来事のトピックスです。


 ●有馬記念シルクジャスティス優勝！！

    １２月２１日、中山競馬場で行われた、第４２回有馬記念（ＧT、芝２５００b）は、
  藤田伸二騎手騎乗の４番人気シルクジャスティス（牡４、大久保正）が、マーベラスサン
  デーとエアグルーヴを、激しい追い比べの末、ゴール寸前で差し切り優勝した。藤田騎手
  は有馬初優勝。大久保正陽調教師は有馬３勝目となった。【９７．１２．２２付】

 ●香港国際競走結果

    １２月１４日、香港シャンティ競馬場で行われた香港国際競走（国際ＧU）は、以下の
  結果となった。国際ボウルのシンコウキング（牡７、藤沢）３着。国際カップのサイレン
  ススズカ（牡４、橋田）５着。国際ヴァーズのエイシンサンサン（牝６、坂口正則）１２
  着。いずれも武豊騎手騎乗。【９７．１２．１５付】

 ●バブルガムフェロー有馬記念回避

    １２月２１日、中山競馬場で行われる、第４２回有馬記念（ＧT、芝２５００b）に、
  ファン投票第２位で選出されたバブルガムフェロー（牡５、藤沢）が、体調不十分のため
  同レースを回避することが９日に明らかになった。今後は社台ファームに放牧に出され、
  来年の安田記念または宝塚記念を目標に調整されるとのこと。【９７．１２．１０付】

 ●朝日杯３歳ＳグラスワンダーレコードＶ！！

    １２月７日、中山競馬場で行われた第４９回朝日杯３歳Ｓ（ＧT、芝１６００b）は、
  的場均騎手騎乗のグラスワンダー（牡３、尾形）が、１分３３秒６という驚異の３歳レコ
  ードで優勝した。これは平成２年、同騎手がリンドシェーバーで記録した１分３４秒０の
  タイムを０．４秒も縮めるレコードとなった。同馬は今後、山元トレセンに放牧に出され、
  来春のＮＨＫマイルＣを目標に調整されるとのこと。【９７．１２．８付】

 ●有馬記念ファン投票最終結果

    ＪＲＡは、２１日に中山競馬場で行われる、第４２回有馬記念（ＧT、芝２５００b）
  のファン投票の最終結果を発表した。第１位はエアグルーヴ（牝５、伊藤雄）で、牝馬の
  最多得票は９５年ヒシアマゾンに次いで史上２頭目とのこと。【９７．１２．５付】
順位馬名性齢得票数出走順位馬名性齢得票数出走
１位エアグルーヴ牝５１４２５９６○11位ジェニュイン牡６５９６９６−
２位バブルガムフェロー牡５１３３６４５−12位キョウエイマーチ牝４５５５１０−
３位メジロドーベル牝４１３２６９０○13位エリモシック牝５５０８２２−
４位マーベラスサンデー牡６１１９８９２○14位タイキシャトル牡４３１６７６−
５位ダンスパートナー牝６１０８９１７○15位シルクライトニング牡４２９７６３−
６位タイキブリザード牡７９００６９○16位ステージチャンプ牡８２９４４６−
７位マチカネフクキタル牡４８９２４３−17位スピードワールド牡４２６３５０−
８位ロイヤルタッチ牡５７９３６４−18位ローゼンカバリー牡５２５７９２○
９位シルクジャスティス牡４７７３９４○19位シーキングザパール牝４２５０２２−
10位メジロブライト牡４７５１０５−20位ダイワオーシュウ牡４２４２４５−

 ●ＷＳＪＳ笠松の川原騎手優勝！！

    第１１回ワールドスーパージョッキーズシリーズは、地方・笠松代表の川原正一騎手が
  シリーズ史上最多得点の６６点で総合優勝を達成した。第１位川原正一（笠松）６６点、
  第２位武豊（中央）５３点、第３位オリビエ・ペリエ（仏国）４８点。地方代表の優勝は
  ３年前の石崎隆之騎手（船橋）以来２度目となる。【９７．１２．１付】

 ●武豊騎手ＪＲＡ年間最多勝利記録更新！！

    １１月２９日、第５回阪神競馬１日目の１０Ｒで、武豊騎手騎乗のヤマニントランザム
  号が１着となり、同騎手が昨年記録した、ＪＲＡ年間最多勝利記録の１５９勝を更新する
  １６０勝を達成した。【９７．１２．１付】

 ●バブルガムフェロー有馬記念へ

    １１月２３日のジャパンカップで、３着に敗れたバブルガムフェロー（牡５、藤沢）は、
  １２月２１日の有馬記念に向かう公算が大きくなったとのこと。なお、同厩舎で、すでに
  有馬記念に出走予定のタイキブリザード（牡７、藤沢）は、現在、中山競馬場で調整中で、
  １２月１０日に美浦に帰厩する。【９７．１１．２６付】

 ●ＪＣピルサドスキー優勝！！

    １１月２３日、東京競馬場で行われた第１７回ジャパンカップ（ＧT、芝２４００b）
  は英国馬のピスサドスキー（牡６、スタウト）が２分２５秒８のタイムで優勝した。同馬
  を管理するＭ・スタウト調教師は、昨年のシングスピールに引き続き２年連続優勝の栄冠
  に輝いた。Ｍ・キネーン騎手はＪＣ初優勝。なおピルサドスキーは、今回のレースを最後
  に引退し、日本で種牡馬生活に入る予定。【９７．１１．２４付】

 ●アワパラゴン骨折全治３ヵ月

    １１月１５日の京都大障害（秋）を勝ち、障害競走６戦６勝のアワパラゴン（牡７、松
  元茂）が、京都大障害の競走中に右第一指骨剥離骨折を発症していたことが２０日に判明。
  全治は３ヵ月の見込みとのこと。【９７．１１．２１付】

 ●ジェニュイン引退

    ９５年皐月賞、９６年マイルＣＳなどＧT２勝馬のジェニュイン（牡６、松山）が先日
  のマイルＣＳ９着を最後に引退することが決まった。引退後は来春から社台スタリオンス
  テーションで種牡馬生活を送る予定とのこと。【９７．１１．１８付】

 ●ジャパンカップ日本選出馬決定

    １１月２３日に東京競馬場で行われる、第１７回ジャパンカップ（ＧT、芝２４００b）
  に登録をしていた日本馬８頭が、１１日の推薦委員会により全馬が推薦された。
  【９７．１１．１２付】

 ●タイキブリザード、ＢＣクラシック６着

    １１月８日（日本時間９日）ハリウッドパーク競馬場で行われたＢＣクラシック（ＧT、
  ダート２０００b）で、日本から挑戦したタイキブリザードは、６着という結果に終った。
  ちなみに優勝馬は１番人気のスキップアウェイで、勝ち時計は１分５９秒０という驚異的
  な時計だった。今後タイキブリザードは帰国の途に就き、様子を見て１２月２１日の有馬
  記念に向かう予定とのこと。【９７．１１．１０付】

 ●メジロドーベル、エリザベス女王杯回避

    １１月９日、京都競馬場で行われる第２２回エリザベス女王杯（ＧT、芝２２００b）
  に出走予定だったメジロドーベル（牝４、大久保洋）が、５日正式に回避することが決定
  した。今後はＪＣにも登録はせず、１２月２１日中山の有馬記念（ＧT、芝２５００b）
  に向けて調整されるとのこと。【９７．１１．６付】

 ●京都２Ｒで史上４位の２０万円馬券！！

    １１月２日、京都競馬場で行われた第２競走、サラ系３歳未勝利戦（芝１６００b）で
  馬番連勝方式で史上４番目、今年最高の高額払い戻しとなる２０万８１７０円の６桁配当
  が出た。ちなみに１着が１３番人気のオンワードフラッグ、２着が１０番人気のエレガン
  スステージ。なお単勝が２万２８００円、枠連も１万１１９０円というトリプル万馬券と
  なった。【９７．１１．３付】

 ●エアグルーヴ、天皇賞１７年ぶり牝馬Ｖ！！

    １０月２６日、東京競馬場で行われた第１１６回天皇賞・秋（ＧT、芝２０００b）で
  武豊騎手騎乗のエアグルーヴ（牝５、伊藤雄）が、１番人気のバブルガムフェローを激し
  いデッドヒートの末にかわし、１９８０年、秋の天皇賞のプリティキャスト以来、１７年
  ぶりに牝馬で天皇賞を制する快挙を達成した。なおオークス馬の天皇賞制覇も史上初との
  こと。【９７．１０．２６付】

 ●ファビラスラフイン引退

    昨年度の最優秀４歳牝馬で、第１回秋華賞の勝ち馬ファビラスラフイン（牝４、長浜）
  が、左前屈腱炎発症により、引退することが決まった。今後は社台ファームで、繁殖牝馬
  生活を送る予定とのこと。通算成績７戦４勝。【９７．１０．２５付】

 ●９８年キムタクがＪＲＡの顔に！！

    ＳＭＡＰの木村拓哉（２４）が、１９９８年のＪＲＡ（日本中央競馬会）のイメージキ
  ャラクターに選ばれた。設定はカメラマンにふんする木村がファインダーを通して競走馬
  の美しさや感動を伝えるというもので、来年１月からＣＭ、ポスターで全国に登場する。
  なお歴代のイメージキャラクターとしては、最年少での起用とのこと。
  【９７．１０．２０付】

 ●タイキブリザードＢＣ前哨戦３着！！

    １１月８日、米ブリーダーズカップ・マイル（ＧT、芝１６００b）を目指す、タイキ
  ブリザード（牡７、藤沢）が、１０月１８日（日本時間１９日）にサンタアニタ競馬場で
  行われたオークツリーＢＣマイルＨ（ＧV、芝１６００b）に出走し、アタマ、クビ差の
  ３着と善戦した。優勝は逃したが、本番に向けて期待のできる内容だったとのこと。
  【９７．１０．２０付】

 ●シーキングザパール秋華賞回避

    １０月１９日の秋華賞（ＧT、芝２０００b）に出走の予定だったシーキングザパール
  （牝４、森）が、１６日の追い切り後、喉頭蓋（こうとうがい）エントラップメント発症
  のため、同レースを回避することになった。この病気は気管の入り口にある弁が、粘膜で
  覆われるものということで、完治さえすれば競走能力に影響はないとのこと。なお手術を
  行なったとしても休養期間が１週間程度で、２ヵ月ほどでレースに復帰できる模様。
  【９７．１０．１７付】

 ●田原成貴調教師誕生へ！！

    田原成貴騎手（３８）が来年度の新規調教師試験受験のための申請手続きを行う模様で、
  これにより、騎手生活を引退、早ければ来年春にも調教師としてデビューすることになる。
  なお同騎手は、ＪＲＡ１０００勝騎手であるため、調教師試験の一次試験が免除となり、
  事実上受験をすれば合格は確実といえる状況とのこと。【９７．１０．１４付】

 ●フサイチコンコルド引退へ

    昨年のダービー馬、フサイチコンコルド（牡５、小林稔）が現役を引退、来春から種牡
  馬となることが確実となった。同馬は３月に左前脚トウ骨骨膜炎を発症し、現状では今秋
  の出走は絶望。脚部の回復も見込めないことから、年内にも関係者から正式な引退発表が
  あるとのこと。通算５戦３勝。【９７．１０．１０付】

 ●サプライズパワー骨折

    １０月４日のユニコーンＳ（ＧV、ダート１６００b）で、１２着と敗れたサプライズ
  パワー（牡４、船橋・川島正）が、右膝剥離骨折を発症していたことが判明した。全治は
  ６ヵ月とのこと。年内は治療に専念し、来年の復帰を目指すことになる。
  【９７．１０．９付】

 ●ゼネラリスト故障、引退へ

    １０月５日の京都大賞典（ＧU、芝２４００b）で、３番人気に支持されて出走した、
  ゼネラリスト（牡５、山本）が、レース中に左前ケイ靭帯不全断裂を発症。競走能力喪失
  の診断を受け現役を引退することになった。同馬は９５年にデビューし、通算１４戦４勝。
  重賞は９６年シンザン記念、９７年金鯱賞の２勝。【９７．１０．６付】

 ●福永祐一騎手ＪＲＡ通算１００勝達成！！

    ９月２７日、第４回阪神競馬７日目の４Ｒで、福永祐一騎手がクラッカージャック号で
  １着となり、ＪＲＡ通算１００勝を達成した。２０歳１０ヶ月での１００勝達成は、武豊
  騎手についで史上２番目とのこと。【９７．９．２９付】

 ●マヤノトップガン現役引退！！

    今秋のジャパンカップを最大目標に調整を続けていた、現役最多のＧTレース４勝馬、
  マヤノトップガン（牡６、坂口大）の電撃引退が２５日に決まった。同馬は２４日の調教
  後に左前脚浅屈腱炎を発症し、関係者の話し合いの末、引退の決定が下された。来春から
  は優駿スタリオンステーションで種牡馬生活に入る予定。【９７．９．２６付】

 ●エアグルーヴ、天皇賞出走へ

    前走、札幌記念を快勝した昨年のオークス馬エアグルーヴ（牝５、伊藤雄）の次走が、
  １０月２６日東京競馬場で行われる天皇賞・秋（ＧT、芝２０００b）に決定した。鞍上
  は引き続き武豊騎手が手綱をとる。その後はＪＣ→有馬記念と進むローテーションが予定
  されている。【９７．９．２３付】

 ●タイキブリザード渡米

    １１月８日、米ブリーダーズカップ・マイル（ＧT、芝１６００b）を目指す、タイキ
  ブリザード（牡７、藤沢）が、９月２２日午後９時に成田を飛び立った。今後は、１０月
  １８日にサンタアニタ競馬場で行われるオークツリー・ブリーダーズカップマイル（ＧV、
  芝１６００b）に出走し、本番を迎える予定とのこと。【９７．９．２３付】

 ●サクラローレル現役引退！！

    先日、仏のロンシャン競馬場で行われたフォア賞で８着と敗れたサクラローレル（牡７、
  小島）が、同レース後、右前脚屈腱炎を発症していることが判明。これにより予定してい
  た１０月５日の凱旋門賞（ＧT、芝２４００b）の出走を断念し、同時に現役引退の決断
  が下された。今後は、北海道静内町の静内スタリオンステーションで種牡馬としての生活
  に入る。【９７．９．１７付】

 ●サクラローレル、フォア賞８着と惨敗

    ９月１４日午後５時１５分（日本時間１５日午前０時１５分）仏のロンシャン競馬場で
  行われたフォア賞（ＧV、芝２４００b）に出走したサクラローレル（牡７、小島）は、
  直線で伸びずに８着と最下位に終った。ゴール直後、武豊騎手が下馬をするなど、本番の
  凱旋門賞に向けて不安の残る一戦となった。【９７．９．１５付】

 ●メジロドーベル、オールカマー出走へ

    ９月１４日、中山競馬場で行われるオールカマー（ＧU、芝２２００b）への出否が未
  定だったメジロドーベル（牝４、大久保洋）の出走が、１０日の追い切り後に決定した。
  大久保洋吉調教師は「８月上旬から時計を出し始めて９０％まで仕上がった。古馬が相手
  でも恥ずかしいレースはしない」とコメントを出している。【９７．９．１１付】

 ●エアガッツ、セントライト記念へ

    ９月１４日、阪神競馬場で行われる神戸新聞杯（ＧU、芝２０００b）に登録のあった
  エアガッツ（牡４、栗田）は、同レースを回避し、２１日に中山競馬場で行われるセント
  ライト記念（ＧU、芝２２００b）に出走予定とのこと。【９７．９．１０付】

 ●マヤノトップガン、秋の天皇賞出走へ

    今年の春の天皇賞を制覇したマヤノトップガン（牡６、坂口大）が、１０月２６日に、
  東京競馬場で行われる秋の天皇賞（ＧT、芝２０００b）に出走する可能性が高くなった。
  当初はジャパンカップ一本に絞り、秋天は回避する予定だったが、オーナーサイドの希望
  により、京都大賞典→天皇賞・秋→ジャパンカップというローテーションになる予定との
  こと。これで８８年のタマモクロス以来、盾春秋連覇を狙うことになる。
  【９７．９．４付】

 ●サクラローレルに武豊騎乗！！

    １０月５日、仏・ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞（ＧT、芝２４００b）に挑戦
  するサクラローレル（牡７、小島）に武豊騎手が騎乗することが、２４日早朝（日本時間
  同日午後）明らかになった。同騎手は、９月１４日のフォア賞（ＧV、芝２４００b）か
  ら、同馬の手綱を取ることになる。なお２６日にもシャンティーでの調教に騎乗する予定
  とのことである。【９７．８．２５付】

 ●マルゼンスキー心臓マヒで急死

    ８月２１日午前４時５分、稀代の名馬マルゼンスキーが、心臓マヒのため、けい養先の
  トヨサトスタリオンセンター（北海道・門別町）で死亡した。馬齢は２４歳だった。同馬
  は１９７６年にデビューし、３〜４歳時に８戦８勝（うち重賞２勝）。日本短波賞（現・
  ラジオたんぱ賞）では、のちの菊花賞馬プレストウコウに７馬身もの差をつけた。種牡馬
  としても、８８年のダービー馬サクラチヨノオーをはじめ、ホリスキー（８２年菊花賞）、
  レオダーバン（９１年菊花賞）など３頭のクラシックホースを輩出し、日本競馬界の根幹
  を担ってきた。【９７．８．２２付】

 ●武豊騎手、年間最多重賞勝利記録を更新！！

    ８月１７日の札幌記念（ＧU、芝２０００b）で、武豊騎手が１番人気に推されたオー
  クス馬エアグルーヴ（牝５、伊藤雄）で快勝し、年間重賞勝利１６勝と新記録を達成した。
  これまでの記録は、昨年同騎手が達成した１５勝ということで、今回はそれを大幅に上回
  るハイペースの記録更新になる。【９７．８．１８付】

 ●新潟で芝１０００bの日本レコード更新！！

    ８月１７日の新潟競馬８Ｒで、中舘英二騎手騎乗のエクセレントモア（牡４、嶋田潤）
  が、芝１０００bを５５秒９という驚異の日本レコードで圧勝した。これまでの日本レコ
  ードは、９２年７月２６日の小倉競馬でハギノピリカが樹立した５６秒４の記録だった。
  【９７．８．１８付】

 ●イシノサンデー札幌記念回避

    ８月１７日、札幌競馬場で行われる札幌記念（ＧU、芝２０００b）に出走を予定して
  いたイシノサンデー（牡５、山内）が、無理をせず同レースを自重することが決まった。
  今後は栗東トレセンに帰厩し、秋に向けて再調整する予定とのこと。
  【９７．８．１４付】

 ●武豊騎手、最速年間１００勝達成！！

    ８月２日、小倉競馬場で行われた１１Ｒ西海賞（芝１８００b）で、１番人気のエアリ
  バティー（牝４、森）に騎乗した武豊騎手が、鮮やかな逃げ切りで勝利し、同騎手自身が
  持っていた８月６日の１００勝到達最短記録（９４年）を塗り替えた。
  【９７．８．３付】

 ●オールカマーへ外国馬２頭が登録

    ９月１４日に行われる、第４３回オールカマー（ＧU、芝２２００b、中山）に２頭の
  外国馬が登録をした。【９７．８．１付】

 ●安田富男騎手、腹痛のため今週は欠場

    ７月３０日、腹痛のため新潟市内の病院に緊急入院した安田富男騎手は、今週８月２日、
  ３日の新潟競馬を欠場する。検査の結果、特に異常は見られなかったが、大事を取って騎
  乗を見合わせることになった。次週８月９日から復帰の見込みとのこと。
  【９７．８．１付】

 ●武豊騎手、ＪＲＡ全１０場重賞制覇！！

    ７月２７日、函館競馬場で行われた函館３歳Ｓ（ＧV、芝１２００b）で武豊騎手騎乗
  のアグネスワールド（牡３、森）が、レコードタイムで快勝。同騎手は、安田富男騎手に
  続き、史上２番目のＪＲＡ全１０場重賞制覇を達成した。また達成までの期間は、安田富
  騎手の２８年４ヵ月に対し、武騎手は１０年４ヵ月と大幅に短縮した。
  【９７．７．２８付】

 ●マイネルラヴ函館３歳Ｓ回避

    ７月２７日、函館競馬場で行われる函館３歳Ｓ（ＧV、芝１２００b）に出走予定だっ
  たマイネルラヴ（牡３、稗田）が脚部不安のため回避することになった。同馬は、２２日
  右前脚の裏側にハレが生じ、２３日までに稗田調教師ら関係者の協議により、自重するこ
  とが決定した。なお近日中に北海道・静内のビッグレッドファームへ放牧に出され、復帰
  は秋以降になる見込みとのこと。【９７．７．２４付】

 ●福永祐一騎手、統一重賞初制覇！！

    ７月２２日、川崎競馬場で行われたエンプレス杯（ＧU、ダート２０００b）で、福永
  祐一騎手がシルクフェニックス（牝５、白井）に騎乗し重賞初制覇を飾った。道中３番手
  を進んだ同馬は、３コーナーで早くも先頭に立つ積極策で、同じ中央馬のスターセレッソ、
  ファッションショーらを退けた。【９７．７．２３付】

 ●武豊騎手重賞１００勝達成！！

    ７月２０日、小倉競馬場で行われた北九州記念（ＧV、芝１８００b）で、武豊騎手が
  ダンディコマンド（牡５、福島信）に騎乗し１分４６秒５のレコードタイムで快勝、史上
  最短・最年少で重賞１００勝を達成した。重賞１００勝は、史上４人目（現役３人目）で
  ２８歳４ヵ月、デビュー１０年４ヵ月の達成は、従来の河内洋騎手の４１歳４ヵ月、２２
  年３ヵ月を大幅に更新する記録となった。【９７．７．２１付】

 ●ライブリマウント引退

    ９５年の最優秀ダートホースで、第１回ドバイワールドＣは６着と大健闘。中央、地方
  のダート重賞を総なめにしてきたライブリマウント（牡７、五十嵐）の現役引退が決定し
  た。今後は北海道新冠の優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送る予定とのこと。
  【９７．７．１８付】

 ●ＮＥＷ新潟競馬場２００１年に完成

    新潟競馬場が２００１年（平成１３年）までに全面改修され東京競馬場を上回る日本一
  の追い込み直線（６００b）を持つ競馬場に生まれ変わる。なお同競馬場には１０００b
  の直線コースも設置され、現在の右回りから、左回りへの移行も決定している。そして、
  これに伴い関屋記念のＧT昇格。また直線１０００bのコースを使用する新設ＧTも検討
  されているとのこと。【９７．７．１５付】

 ●武豊騎手クビ差でメーン８連勝逃す

    ７月１３日、武豊騎手が小倉のＫＢＣ杯（オープン、ダート１７００b）を「メーン８
  連勝」をかけて、１番人気のパリスナポレオン（牡７、伊藤修）で臨んだが、ゴール前で
  追い込んできたベストセレクション（牡６、田中章）にクビ差で敗れ、メーン連勝記録は
  ７連勝でストップした。【９７．７．１４付】

 ●ヒシアケボノ挫石

    ７月１３日の函館スプリントＳ（ＧV）に出走予定だったヒシアケボノ（牡６、佐山）
  が、１２日、左前脚に挫石を発症していることが判明。関係者サイドの話し合いにより、
  同レースを回避することが決定した。【９７．７．１４付】

 ●マーベラスサンデー骨折

    ７月６日の宝塚記念（ＧT）で優勝したマーベラスサンデー（牡６、大沢）が、右前脚
  とう骨骨折を発症していることが判明した。９日、栗東トレセンで行われた精密検査によ
  ると、全治まで３〜６ヵ月かかるということで、これで同馬は今秋のＧT戦線への参戦は
  絶望的となった。【９７．７．９付】

 ●ヤマニンパラダイス繁殖入り

    ６月１８日、マーメイドＳ（ＧV）の追い切り後、両前脚の種子骨骨折を発症したヤマ
  ニンパラダイス（牝６、浅見）が、繁殖牝馬としての見通しが立ち、２日北海道新冠町の
  錦岡牧場に出発した。同馬は、一時蹄葉炎の可能性もあり予断は許されない状況だったが
  その後の経過は良好とのこと。なお今年は体力の回復に努め、来春はサンデーサイレンス
  との交配を行う予定。【９７．７．３付】

 ●武豊騎手、通算１３００勝達成！！

    ６月２８日武豊騎手は、阪神競馬場で行われた第７レースをサウンドカスケードで勝ち
  通算１３００勝を達成した。ＪＲＡでは史上８人目（現役では４人目）で、２８歳３ヵ月、
  そして、デビューから１０年３ヵ月での達成は、もちろん最年少、最短記録となる。
  【９７．６．２９付】

 ●エアダブリン引退、種牡馬へ

    ６月７日、東京競馬場で行われた第１１１回目黒記念（ＧU、芝２５００b）で、３着
  に敗れたエアダブリン（牡７、伊藤雄）の引退が、２４日明らかになった。同馬は１８日
  宝塚記念に向けての追い切り後、左前脚に軽い屈腱炎を発症し、同レースを回避。今後は
  種牡馬としてデビューする予定とのこと。【９７．６．２５付】

 ●宝塚記念ファン投票最終結果

    １９日、ＪＲＡは第３８回宝塚記念（ＧT、芝２２００b、阪神）ファン投票の最終結
  果を発表した。第１位はマーベラスサンデー（牡６、大沢）で、９７６１７票を獲得した。
  【９７．６．２０付】
順位馬名性齢得票数出走順位馬名性齢得票数出走
１位マーベラスサンデー牡６９７６１７○11位イシノサンデー牡５４２１８６×
２位マヤノトップガン牡６８６１０８×12位ロイヤルタッチ牡５４２００４×
３位バブルガムフェロー牡５８０６０５○13位エアグルーヴ牝５３７６０７×
４位ダンスパートナー牝６７４３９３○14位ゼネラリスト牡５３６９９７○
５位サクラローレル牡７７００４６×15位ステージチャンプ牡８２８４４８×
６位ジェニュイン牡６６３４４３×16位メジロランバダ牝５２７５４８×
７位タイキブリザード牡７６２１９７○17位ヒシアマゾン牝７２５０６７×
８位ファビラスラフイン牝５５２５１３×18位メジロドーベル牝４２３６６２×
９位ローゼンカバリー牡５４４４３９○19位タイキフォーチュン牡５２３０８９×
10位エアダブリン牡７４２２３１×20位ユウトウセイ牡８２２５９９○

 ●タイキブリザード、米遠征プラン決定

    １９日に今年の安田記念の勝ち馬タイキブリザード（牡７、藤沢）の米遠征計画が決定
  した。これによると、同馬は７月６日の宝塚記念を使った後、当初ブリーダーズＣマイル
  に出走予定だったが、宝塚記念の結果次第では、芝２４００b戦のブリーダーズＣターフ
  に出走する可能性が高くなったとのこと。なお同厩舎のシンコウキング（牡７、藤沢）も
  ＢＣスプリントではなくＢＣマイルの方に出走予定ということで、２頭そろって９月下旬
  から１０月上旬に渡米し、前哨戦を一度使ってから本番を目指すということである。
  【９７．６．２０付】

 ●ヤマニンパラダイス骨折、引退へ

    ２２日、阪神競馬場で行われるマーメイドＳ（ＧV）を目標に調教を積んでいたヤマニ
  ンパラダイス（牝６、浅見）が、１８日の追い切り後、両前脚の種子骨骨折を発症してい
  ることが判明し、競走能力喪失で現役引退、繁殖入りとなる。ただしまだ蹄葉炎の可能性
  もあり予断は許されない状況とのこと。【９７．６．１９付】

 ●シンコウキングＢＣ挑戦へ

    ５月１８日に行われた高松宮杯を優勝したシンコウキング（牡７、藤沢）が、米ブリー
  ダーズＣ・スプリント（ＧT、ダート１２００b）に挑戦する可能性が高くなったとのこ
  と。これで同厩舎のタイキブリザード（牡７、藤沢）とともに２頭そろってのブリーダー
  ズＣへの参戦となる。【９７．６．１７付】

 ●福永祐一騎手、落馬

    １５日、阪神競馬場で行われた第５０回鳴尾記念で、ケリソンに騎乗した福永祐一騎手
  が、第１コーナー手前で落馬、競走を中止した。同騎手は、幸い大事には至らず、その後
  の１２Ｒにも予定通り騎乗した。なおケリソンはカラ馬のまま競走を続行し、他馬を妨害
  しながら２着に入線した。【９７．６．１６付】

 ●ノーザンポラリス引退へ

    １４日、福島競馬場で行われた福島市政施行９０周年記念のレースに出走したノーザン
  ポラリス（牡７、森）が、第３コーナー手前で右前繋靭帯不全断裂を発症し、競走を中止
  した。同馬は競走能力喪失と診断され、このまま引退となる。【９７．６．１６付】

 ●シルヴァーチャーム米３冠逃す

    ケンタッキーダービー、プリークネスＳを連勝し、２冠を達成したシルヴァーチャーム
  が、１９７８年のアファームド以来、１９年ぶり史上１２頭目の米３冠馬を目指しベルモ
  ントＳに出走したが、３／４馬身差の２着と惜敗し、惜しくも３冠達成は成らなかった。
  このレースで優勝したのは、プリークネスＳでは４着だったＣ．マッキャロン騎乗のタッ
  チゴールド。なおケンタッキーダービー、プリークネスＳを優勝し、ベルモントＳが２着
  というのは、８９年のサンデーサイレンス以来、８年ぶり史上６頭目となる。
  【９７．６．９付】

 ●タイキブリザードＢＣ再度挑戦へ

    先日の安田記念で優勝したタイキブリザード（牡７、藤沢）が、昨年に引き続き今年も
  米ブリーダーズカップに挑戦することが決まった。今年はブリーダーズＣ・クラシックで
  はなくブリーダーズＣ・マイルに参戦する予定とのこと。また今回はＧT優勝馬というこ
  とで輸送費用はＪＲＡの負担となる。【９７．６．９付】

 ●サクラローレルに１２億円のシンジケート

    サクラローレル（牡７、小島）の種牡馬シンジケートが１口１７００万円の７０口で、
  総額１１億９０００万円で決定した。なおこのシンジケートはリース形態で所有はさくら
  コマースとのこと。なおケイ養先は静内スタリオン・ステーションとなる。今後、同馬は
  渡仏して９月１４日のフォア賞から１０月５日の凱旋門賞を目指す予定。なお帰国後は体
  調を見てから有馬記念の出走は検討されるとのこと。【９７．６．８付】

 ●サニーブライアン全治６ヵ月

    ダービー優勝後に骨折が判明したサニーブライアン（牡４、中尾銑）は、当初全治３ヵ
  月程度の軽症と見られていたが、４日の精密検査で全治６ヵ月以上の診断を受けた。今後
  同馬は、左前脚の患部から骨片の摘出手術を行う予定とのこと。これで菊花賞を含めた年
  内の復帰も絶望的となった。【９７．６．５付】

 ●サニーブライアン骨折

    先日のダービーで優勝し、見事に２冠馬に輝いたサニーブライアン（牡４、中尾銑）が
  ３日左前脚を骨折していたことが明らかになった。これは同馬が左前脚をかばうしぐさを
  見せたため、エックス線検査を受けて判明したとのこと。全治は３ヵ月ということで、今
  秋１１月２日に行われる菊花賞（ＧT、芝３０００b、京都）へのローテーションは非常
  に厳しい状況になった。【９７．６．４付】

 ●シルクライトニング次走はラジオたんぱ賞

    先日のダービーで発走除外となったシルクライトニング（牡４、大和田）は、幸いクギ
  を踏んだ外傷も軽く、３日から乗り運動を行う予定。今後は２９日に福島競馬場で行われ
  るラジオたんぱ賞（ＧV、芝１８００b、福島）を目標に調整を行っていくとのこと。
  【９７．６．３付】

 ●シルクライトニング発走除外

    １日のダービーでシルクライトニング（牡４、大和田）が、発走直前に左前脚の蹄鉄が
  ずれ、さらにその時取れたクギを踏み患部から出血。発走１分前に発走委員が除外の決定
  を下した。【９７．６．２付】

 ●ロゼカラー引退

    昨年のエリザベス女王杯以後故障で休養していたロゼカラーが、この度引退することが
  決まった。同馬は今後、北海道・早来のノーザンファームで繁殖生活に入るそうだが、今
  年は種付けを行わないで、来年の繁殖シーズンまで休養させるとのこと。
  【９７．５．２９付】

 ●的場均騎手、落馬負傷

    ２５日のオークスでヤマニンザナドゥ（牝４、浅見）に騎乗した的場均騎手が、レース
  中に転倒落馬、右鎖骨骨折などの全治３ヵ月の重傷を負った。なおヤマニンザナドゥは、
  右前球節捻挫の軽傷とのこと。これでダービーのショウナンナンバー、安田記念のスピー
  ドワールドは乗り替わりとなる。同騎手の早い復帰を心よりお祈り致します。
  【９７．５．２６付】

 ●ホーネットピアス、オークス回避

    今週、東京競馬場で行われるオークスに出走予定だったホーネットピアス（牝４、矢野
  進）が、２１日左後脚に挫石を発症していることが判明。幸い軽傷だったが、同馬は大事
  をとりオークスを回避することになった。【９７．５．２２付】

 ●ヒシナタリー繁殖入り

    ４月１９日に京都競馬場で行われたオーストラリアＴで、右前脚を故障し競走能力を失
  ったヒシナタリー（牝５、佐山）が、１６日付けで登録を抹消、北海道静内町の出羽牧場
  で繁殖生活に入った。ただし同馬は、未だにギプスを巻いた状態で、今年の種付けは微妙
  な状況とのこと。【９７．５．２２付】

 ●サクラローレル、フォア賞から凱旋門賞へ

    １０月５日に行われる凱旋門賞（ＧT、芝２４００b、仏・ロンシャン）へサクラロー
  レル（牡７、小島）の挑戦が正式に決定した。同馬は、９月１４日のフォア賞（ＧV、芝
  ２４００b、仏・ロンシャン）をステップに、本番に望むことになる。なお両レースとも
  海外のトップジョッキーに騎乗依頼をする予定とのこと。またこれと同時に、同馬の年内
  で引退・種牡馬入りのプランも発表された。【９７．５．１９付】

 ●マヤノトップガン宝塚記念回避

    先日行われた天皇賞（春）で優勝したマヤノトップガン（牡６、坂口大）が、７月６日
  の宝塚記念を回避する可能性が高くなった。今後は放牧に出され、秋競馬に向けてじっく
  り充電する予定とのこと。秋のローテーションは、１０月５日の京都大賞典から、同２６
  日の天皇賞（秋）、そして１１月２３日のジャパンカップが、今秋の最大の目標となるそ
  うである。【９７．５．１６付】

 ●グレースアドマイヤ骨折

    先日行われたオークストライアルの４歳牝馬特別で３着に入り、優先出走権を獲得した
  グレースアドマイヤ（牝４、小林稔）が、調教中に左前脚を亀裂骨折していたことが判明
  した。これで５月２５日のオークスは断念することになるが、骨折の状況は左第一指骨に
  約２センチの亀裂ということで、比較的軽く全治は３ヵ月程度で、秋には復帰できる見込
  みとのこと。【９７．５．１６付】

 ●パーソナリティワン骨折

    先日行われたＮＨＫマイルＣで、６着と敗れたパーソナリティワン（牡４、久恒）が、
  レース中に右前脚を骨折していたことが判明した。全治まで６ヵ月以上とのことで、６月
  １日のダービーはもちろん、年内の出走もほぼ絶望的となった。【９７．５．１５付】

 ●ファビラスラフイン宝塚記念断念

    昨年の最優秀４歳牝馬で、現在放牧休養中のファビラスラフイン（牝５、長浜）が、復
  帰戦として予定していた宝塚記念を自重する可能性が高くなったとのこと。現在、同馬は
  宮城の社台ファーム山元トレセンで調整中だが、まだ多少気になるところがあり、今後は
  慎重に復帰戦をを考えていく予定ということである。【９７．５．１４付】

 ●インターライナー船橋へ

    ９５年の日経賞（ＧU）を勝つなど主に中長距離路線で活躍してきたインターライナー
  （牡７、柄崎、父ダイナガリバー、母ヒダカイレーネ）が、先日の天皇賞（春）の１３着
  を最後に、中央の登録を抹消、船橋競馬に転厩することになった。【９７．５．１２付】

 ●バブルガムフェロー鳴尾記念から宝塚記念へ

    昨年のジャパンカップ１３着以来休養していたバブルガムフェロー（牡５、藤沢）は、
  ６月１５日の鳴尾記念（ＧU、芝２０００b、阪神）から７月６日の宝塚記念（ＧT、芝
  ２２００b、阪神）に向かうローテーションが決定した。【９７．５．１２付】

 ●ステージチャンプ放牧へ

    春の天皇賞で、４着と大健闘をしたステージチャンプ（牡８、矢野進）が、５月１０日
  に宮城県の山元トレセンに放牧されることになった。矢野進調教師によると球節に疲れが
  たまったので様子を見るとのこと。次走は宝塚記念を予定しているが、そのまま自重する
  可能性もでてきたそうである。【９７．５．９付】

 ●ヒダカブライアン骨折

    ５月４日の京都４歳特別で、１２着に敗れたヒダカブライアン（牡４、柴田見）が右後
  肢第二趾骨を骨折していることが、同７日に判明した。全治は３ヵ月で、ダービーを含め
  た春シーズンの出走は不可能となった。柴田政見調教師によると、レース中に骨折した可
  能性が高いということで、１週間ほど様子を見て、秋に備えて放牧に出す予定とのこと。
  【９７．５．８付】

 ●サクラローレル凱旋門賞に照準！！

    春の天皇賞で、２着に敗れたサクラローレル（牡７、小島）のローテーションについて
  小島太調教師は、今後は宝塚記念をはじめ国内のレースは自重し、１０月５日のフランス
  凱旋門賞に照準を合わせていくと明言したとのこと。今後の遠征日程などはこれから検討
  するということらしいが、現地で一度ステップレースを使ってから凱旋門賞に望む可能性
  もでてきたそうである。【９７．５．７付】

 ●鳴尾記念へ外国馬５頭が登録

    ６月１５日に行われる、鳴尾記念（ＧU、芝２０００b、阪神）に５頭の外国馬が登録
  をした。なお外国馬の出走枠は４頭で、出走馬については後日ＪＲＡから発表になる。
  【９７．５．６付】

 ●ヒシアマゾン、引退

    先日、脚部不安で京王杯ＳＣ回避の発表のあったヒシアマゾンだが、右前脚に浅屈腱炎
  を発症したことが判明し引退することが決まった。今後はヒシマサルと交配し、受胎確認
  後、米国で繁殖生活を送る予定。【９７．５．２付】

 ●笠松でライデンリーダー記念を創設！！

    先日、引退を表明した笠松の女傑ライデンリーダーの記念レースが、同競馬場で創設さ
  れることになった。まだ開催時期などは調整中とのことだが、現役時代の優勝レースが対
  象ということである。なお同馬の引退式は５月２１日に笠松競馬場で行われる。
  【９７．５．１付】

 ●ヒシアマゾン、京王杯ＳＣ回避

    ５月１０日に行われる第４２回京王杯ＳＣ（ＧU、芝１４００b、東京）に出走予定の
  ヒシアマゾンが脚部不安のため、同レースを回避することになった。また今後のローテー
  ションも白紙ということで、６月８日の第４７回安田記念（ＧT、芝１６００b、東京）
  の出走も微妙とのこと。【９７．５．１付】

 ●マイネルマックス、ＮＨＫマイルＣ出走へ

    昨年の３歳チャンピオン、マイネルマックスが、５月１１日に行われる第２回ＮＨＫマ
  イルＣ（ＧT、芝１６００b、東京）に参戦することになった。ローテーション的には、
  同レースを使った後、６月１日東京の日本ダービーに向かう予定。【９７．４．３０付】

 ●サイレンススズカ、青葉賞回避

    ５月３日に行われる第４回青葉賞（ＧV、芝２４００b、東京）の有力候補サイレンス
  スズカが、右前脚の軽い不安（右前脚球節の炎症）のために同レースを回避することにな
  った。次走は１０日東京のプリンシパルＳか、１８日中京の白藤Ｓ（９００万特別）にな
  る予定とのこと。【９７．４．３０付】

 ●マヤノトップガン７３年ぶりの世界レコードＶ

    ４月２７日、京都競馬場で行われた第１１５回天皇賞（春）で、マヤノトップガンが驚
  異の世界レコードタイム（芝３２００b、３分１４秒４）で優勝した。これまでの２マイ
  ルの世界レコードは、１９２４年の英国馬ポラゼルの３分１５秒０と言われている。
  【９７．４．２８付】

 ●ライデンリーダー引退

    笠松の女傑ライデンリーダー（牝６、笠松・荒川厩舎、父ワカオライデン、母ヒカリリ
  ーダー）の引退が決定した。同馬は通算成績２４戦１３勝（地方１７戦１２勝）で、特に
  ９５年の桜花賞トライアル・４歳牝馬特別のゴボウ抜きの末脚が印象に残る。今後の繋養
  先は未定とのこと。【９７．４．２５付】

 ●安田記念へ外国馬４頭が予備登録

    ６月８日に行われる、安田記念（ＧT、芝１６００b、東京）に４頭の外国馬が予備登
  録をした。【９７．４．２５付】

 ●スピードワールドＮＨＫマイルＣを回避

    ５月１１日に行われる、ＮＨＫマイルＣ（ＧT、芝１６００b、東京）を目指していた
  スピードワールドが、４月１２日の調教後に軽い捻挫を左前脚に発症。同１７日から調教
  を再開したが、今回は時間的にやや厳しいと関係者が判断し、同レースを自重することが
  決まった。【９７．４．１９付】

 ●ドバイ、川崎でホクトベガの記念レースを創設！！

    去る４月３日、第２回ドバイワールドカップにて悲運の最後を遂げたホクトベガを偲び
  ドバイでホクトベガの冠レースが創設される運びとなった。詳細は今後もう一度詰めてか
  ら発表になるそうだが、ドバイワールドカップの当日に前哨戦として行われることがほぼ
  内定したとのこと。また川崎競馬場でも今年のエンプレス杯を「ホクトベガ追悼レース」
  として実施。そしてこれとは別に「ホクトベガ記念」も新たに創設される予定。
  【９７．４．１８付】

 ●クイーン・エリザベスU世カップ結果！！

    クイーン・エリザベスU世カップ（香港ＧT、芝２０００b）は、同１３日香港シャテ
  ィン競馬場で開催され、２番人気のロンドンニューズ（南アフリカ、牡５歳、Ｄ・ホワイ
  ト騎手）が２分０秒３のタイムで優勝した。なお２着はプリヴィレッジ（香港、ｾﾝ７歳、
  Ａ・マーカス騎手）、３着はアヌスミラビリス（ＵＡＥ、牡６歳、Ｌ・デットーリ騎手）
  という結果でした。また日本から挑戦したダンスパートナーは８着、マイネルブリッジは
  ９着という成績でした。【９７．４．１４付】

 ●クイーン・エリザベスU世カップ開催！！

    ４月１３日、現地時間１５時１０分（日本時間１６時１０分）に香港シャティン競馬場
  でクイーン・エリザベスU世カップ（香港ＧT、芝２０００b）が開催される。日本から
  はダンスパートナー、マイネルブリッジの２頭が参戦。両馬の活躍を期待するとともに、
  今回はただ無事にゴールすることを願っています。【９７．４．１１付】

 ●名牝トウメイ逝く・・・

    ４月７日未明、１９７１年の天皇賞（秋）、有馬記念を制し、同年に年度代表馬に輝い
  た名牝トウメイが、北海道幕別町の幕別牧場にて３２年の生涯を終えた。繁殖入りしてか
  らは、１９７８年の天皇賞（秋）を制したテンメイを出し、母子天皇賞制覇を達成してい
  る。同馬のご冥福をお祈りします。【９７．４．９付】

 ●ホクトベガ左前脚骨折、予後不良に・・・

    ４月３日第２回ドバイワールドカップに出走したホクトベガは、４コーナー手前で落馬
  し、その後方にいたビジューダンドもホクトベガに覆い被さるように転倒落馬。ホクトベ
  ガは左前脚を骨折し予後不良となった。なお横山典弘騎手には異常なし。ホクトベガのご
  冥福をお祈りします。【９７．４．４付】

 ●第２回ドバイワールドカップ、４月３日に開催！！

    豪雨のため延期となった第２回ドバイワールドカップが、現地時間４月３日１９時３５
  分（日本時間４月４日０時３５分）に開催されることになった。なお出走枠順の変更はな
  いということ。またフランスのエリシオは出走回避の予定。しかし今度また豪雨になった
  らいったいどうなるのでしょうか。本当に中止という言葉だけは聞きたくないですね。
  【９７．３．３１付】

 ●第２回ドバイワールドカップ、豪雨のため延期！！

    現地時間３月２９日２０時１５分（日本時間３月３０日１時１５分）に開催予定の第２
  回ドバイワールドカップが、豪雨による馬場の悪化で延期されることになった。ナドアル
  シバ競馬場のコンディションの問題から、現時点では２〜３日以内の開催は難しい状況で
  木曜日あたりの開催が濃厚とのこと。ホクトベガ陣営にとっては、このことが恵みの雨に
  なるかどうか。しかしツアーでドバイまで行っている人達は、いったいどうするのでしょ
  うか。関係ないのですが同情してしまいますね。【９７．３．３０付】

 ●第２回ドバイワールドカップ枠順発表！！

    ３月２９日にアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）で行われる第２回ドバイワールドカップの枠
  順が２５日主催者より発表があった。日本代表のホクトベガは８番枠からの出走と決まり
  世界の強豪相手にどのような走りをするかが注目される。【９７．３．２６付】
     【３月２９日 ダート２０００b ＵＡＥ・ナドアルシバ競馬場】

 ●武豊、武幸四郎騎手、２２年ぶりの兄弟同日重賞制覇の快挙！！

    ３月２日中山競馬場の弥生賞（ＧU）で兄の武豊騎手がランニングゲイルで優勝。さら
  に同日阪神競馬場のマイラーズＣ（ＧU）で弟の武幸四郎騎手もオースミタイクーンで優
  勝。これは昭和５０年の柴田政見、政人騎手以来２２年ぶりの快挙となった。特に幸四郎
  騎手は、初勝利が重賞制覇で、しかもデビュー週の重賞制覇というのも史上初の最速記録
  となった。また１８歳３ヵ月での重賞制覇もこれまでの記録を上回る最速記録となる。幸
  四郎騎手はレース後のインタビューで「ゴールした時、前に馬がいなかったので、これが
  勝つということなんだな、と感じました」というコメントを残し、天才騎手の片鱗を十分
  に感じとることができました。今後も競馬界はこの武兄弟の活躍から目が離せないと思う
  が、これからは兄弟同日重賞制覇などは快挙でも何でもないスゴい時代がやって来るよう
  な予感がします。【９７．３．３付】

 ●第４６回川崎記念ホクトベガ圧勝！！ドバイワールドカップへ夢が膨らむ！！

    ２月５日、川崎競馬場で行われた第４６回川崎記念（ＧT）で中央所属のホクトベガが
  これも中央所属のキョウトシチーに３馬身の差をつけて圧勝した。この日のホクトベガは
  前走有馬記念の時と比べて＋３`の５０１`で出走。レース展開は、スタートで３番手に
  つけたホクトベガが１周目のスタンド前で早くも先頭に立つ勢い。そのままのペースで必
  死に追いすがるキョウトシチーをさらに引き離し、ゴール前では余裕の圧勝劇だった。ま
  た同じく中央所属で皐月賞馬のイシノサンデーは、馬群に沈んでしまい掲示板にも載らな
  い６着と惨敗だった。これでホクトベガは、ダート交流重賞１０戦全勝という金字塔をう
  ちたて３月２９日のドバイワールドカップに参戦の予定。ただこの日の川崎競馬場は平日
  のため会社をサボって来ているようなサラリーマンを多く見かけたという噂も・・・。
  【９７．２．５付】

 ●第３７回きさらぎ賞ヒコーキグモ勝利！！その日東京競馬場の上空では！！

    ２月２日、朝、目が覚めて窓を開けると、上空に今まで見たことないようなヒコーキ雲
  が東の空から西の空にかけて鮮やかに描かれていました。これは今日関西のメインレース
  きさらぎ賞（ＧV）でヒコーキグモを買えという神の啓示かと一瞬思ったが、悲しいこと
  に私の本命はドロテアス。しかしまさかとは思ったが、ターフビジョンにヒコーキグモが
  大きく映し出され、追い込んでくるテイエムトップダンを抑えて逃げ切ってしまった時は
  やはりあのヒコーキ雲はＪＲＡが仕組んだサインではなかったかと疑ってしまった。
    レースが終わり競馬場から帰る時、ふと空を見上げるとまたしても鮮やかなヒコーキ雲
  が東京競馬場の上空に描かれていて、このレースをハズした者たちをまるであざ笑ってい
  るかのように感じました。今後ヒコーキグモがレースに出走する時は、まず自分の上空を
  要チェックかもしれません。【９７．２．２付】

 ●ＴＶＫ「中央競馬ワイド中継」宮嶋千佳子キャスターびっくりファッション！！

    １月１９日のＴＶＫ「中央競馬ワイド中継」で宮嶋千佳子キャスター（３？才）が奇抜
  なファッションで登場。一瞬テレビが故障してテストパターンが映ってしまったとも思え
  るくらいの赤と黄色の原色の服装、しかも鈴木淑子さんでも被らないような変な帽子も被
  っていて、宮嶋千佳子キャスターにいったい何があったのかと思っているのは私だけでは
  ないハズである。一番笑ったのは隣にいる小林皓正キャスターが、何か今日は女学生のよ
  うですねと言ったコメントで、さらに女の人は色々な格好ができていいですね、私なんか
  いつも三つ揃いですよ、とダメ押しの一言でとどめをさしていました。さらにいつも渋く
  決めている解説の松沢俊夫さんまで笑いをこらえているように見えました。
    はっきり言って私はこの日から宮嶋千佳子キャスターのファンになってしまいました。
  これからはフジテレビ「スーパー競馬」の斎藤陽子さんよりもＴＶＫ「中央競馬ワイド中
  継」の宮嶋千佳子さんに大注目です。【９７．１．１９付】

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